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令和5年(2023年)10月 19日(木曜日)
中区役所市民部地域起こし推進課
課長:金羽木
電話:504-2542 内線:3630
中区役所では、市民の防災意識や防災行動力の向上、自主防災会等防災関係団体の連携強化を目的として、毎年、区内の2地区において防災訓練を実施しており、今回は吉島学区で行います。
中区は、デルタ市街地の中心部に位置し、区域の大部分が低地帯であるため、大雨による洪水、内水氾濫、台風接近時の高潮による浸水害及び地震や津波による災害が発生する恐れがあります。こうした災害による被害を最小限にとどめるため、日頃から自主防災会を核として、災害に対する意識・知識を高め、地域の防災行動力を高めることが求められています。
本訓練により、自主防災会の防災行動力の向上を図り、各種災害に強い市民の育成強化を図ります。
令和5年10月22日(日曜日)8時00分~12時00分 ※9時30分から開会式を行います。
【中止基準について】
実施日の午前7時30分において大雨警報が発表されている場合、または、午前7時30分以降に大雨警報が発表される見込みが高い場合は、協議の上、中止の決定を行います。
防災訓練・・・・吉島体育館(広島市中区吉島西三丁目2番11号)
防災フェア・・・広島市立吉島小学校グラウンド(広島市中区吉島西三丁目4番60号)
吉島学区連合自主防災会及び吉島学区各町内会の皆さま 等 約200名
広島市中区自主防災会連合会、広島市中区役所、広島市中消防署、広島市中消防団
吉島学区連合自主防災会、吉島学区各町内会、吉島体育館、広島市立吉島小学校、吉島学区社会福祉協議会、中区役所、中消防署、中消防団、広島県手話通訳派遣委員会、NTT西日本、広島中央警察署、広島市水道局、中区社会福祉協議会
南海トラフ巨大地震が発生し、広島市南部地域は震度6弱の揺れを観測、瀬戸内海沿岸に津波警報が発令された。この地震により、吉島学区一帯では家屋数棟が半壊、窓ガラスの落下やブロック塀の倒壊等により、多数の負傷者が発生。また、道路・橋梁等の公共施設が多数損壊するとともに、電気・ガス・水道・電話等のライフラインの供給がストップした。さらに、津波の襲来が想定されている。
以上の状況から、中区長は直ちに「中区災害対策本部」を設置し、住民に対し避難指示を発令。
津波襲来のおそれがなくなったことを確認した後に、中区長及び吉島学区連合自主防災会長の協議により、建物被害のなかった吉島体育館を指定避難所として開設し、運営することとした。
津波の襲来を想定し、まずは浸水時緊急退避施設への一時避難を行った後、指定避難所として開設する吉島体育館への避難を行う。
吉島体育館を避難所として効率的に運営するため、各班に分かれて以下の訓練を実施する。
この他、災害ボランティアセンターの紹介や防災備蓄用品の展示を行う。
体験コーナー | 実施機関 | |
---|---|---|
ア | 災害用伝言サービス | NTT西日本 |
イ | 警察車両の展示 | 広島中央警察署 |
ウ | 給水車の展示・給水体験 | 広島市水道局 |
エ | 地震体験、煙体験、消防車の展示 | 中消防署 |
オ | 消火体験、救急教室(※救急教室は吉島体育館で実施) | 中消防団(女性隊含みます。) |