令和7年度 全国学力・学習状況調査の結果(速報)

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ページ番号1042241  更新日 2025年7月31日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和7年(2025年)7月31日(木曜日)
教育委員会学校教育部指導第二課
課長:土居 達司
電話:504-2487
内線:4730

1 調査の目的

義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

2 実施期日及び調査実施学校数(公立学校)等

実施期日:令和7年4月17日(木曜日) (広島県・広島市は、国・広島県の内数である。)

調査実施校数(校)
区分・学年 広島県 広島市
小学校第6学年 18,289 440 ※139
中学校第3学年 9,291 234 64

※ 該当児童の在籍がない学校…小学校1校

調査実施者数(人)
区分・学年 広島県 広島市
小学校第6学年 936,576 22,134 9,852
中学校第3学年 871,097 20,134 8,721

調査方式

悉皆方式による調査

4 調査内容

〔1〕児童生徒に対する調査

(1) 教科に関する調査

  • ア 対象教科
    • 小学校第6学年:国語・算数・理科
    • 中学校第3学年:国語・数学・理科

 (理科は3年に一度程度実施、前回は令和4年度に実施)

  • イ 出題範囲
    原則、調査する学年の前学年までに含まれる指導事項
  • ウ 出題内容
    1. 身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等
    2. 知識・技能を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等
  • エ 出題方法
    上記aとbを一体的に問うこととし、小学校国語・算数・理科、中学校国語・数学においては、記述式の問題を一定割合で導入する。中学校理科は生徒が活用するICT端末等を用いた、文部科学省CBTシステム(MEXCBT)によるCBT方式で実施する。

(2) 質問調査

  • ア 対象 小学校第6学年及び中学校第3学年の児童生徒
  • イ 内容 学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する事項

〔2〕学校に対する質問調査

学校における指導方法に関する取組や学校における人的・物的な教育条件の整備の状況等に関する調査

5 各教科の平均正答率(各都道府県教育委員会及び各指定都市の結果は整数で公表)・平均IRTスコア

小学校国語・算数・理科、中学校国語・数学は平均正答率で、中学校理科は平均IRTスコアで表記しています。

小学校

教科 国語(国) 国語(県) 国語(市) 算数(国) 算数(県) 算数(市)

R5年度

67.2% 69% 68% 62.5% 64% 64%
R6年度 67.7% 69% 69% 63.4% 64% 64%
R7年度 66.8% 69% 69% 58.0% 59% 59%

教科

理科(国)

理科(県)

理科(市)

H30年度 60.3% 63% 62%
R4年度 63.3% 66% 66%
R7年度 57.1% 59% 59%

 

中学校
教科 国語(国) 国語(県) 国語(市) 数学(国) 数学(県) 数学(市)
R5年度 69.8% 70% 70% 51.0% 49% 50%
R6年度 58.1% 58% 57% 52.5% 52% 51%
R7年度 54.3% 55% 54% 48.3% 47% 47%
教科 理科(国) 理科(県) 理科(市)
H30年度 66.1% 66% 65%
R4年度 49.3% 49% 49%
R7年度 503 495 492

※ IRT(Item Response Theory:項目反応理論)とは、児童生徒の正答・誤答が、問題の特性(難易度・測定精度)によるのか、児童生徒の学力によるのかを区別して分析し、児童生徒の学力スコアを推定する統計理論です。

IRTスコアとは、IRTに基づいて各設問の正誤パターンの状況から学力を推定し、500を基準にした得点で表すものです。

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