【広島市の水道技術を世界へ】JICA研修員が水道管の破裂修理を学ぶ

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ページ番号1042073  更新日 2025年7月24日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和7年(2025年) 7月24日(木曜日)
 水道局企画総務課 課長:福田 武彦
 電話:511-6805
内線:94-2100

 

 広島市水道局では、現在、独立行政法人国際協力機構(JICA)研修員を受け入れており、約1か月にわたり研修を行っています。
 その一環として、令和7年7月28日(月曜日)に「水道管の破裂修理」研修を行いますのでお知らせします。

 研修員の国の漏水率は最低18%、最高40%となっており、高い漏水率は水道事業の採算悪化や水質汚染等に繋がることから大きな課題となっています。(広島市の漏水率は約2.6%、令和5年度実績)

 こうした状況を受けて、研修員から学びたい内容として挙げられたのが「水道管の破裂修理」です。

 本研修では、研修員が自国で活用できる持続可能な技術を習得できるよう、座学だけでなく実技やディスカッションも行うことで実践的な内容としています。本研修を通じて、研修員は水道管の破裂・漏水に対する修理技術の習得を目指します。

1 日時

令和7年7月28日(月曜日)13時00分~16時00分

研修日のスケジュール
時間 内容
13時00分~13時30分 水道管の破裂修理方法について
13時30分~13時45分 安全に関する指導
13時50分~15時20分 研修員による水道管の破裂修理(実技)
15時30分~16時00分 ディスカッション・質疑応答・学んだことのまとめ

 

2 場所

広島市水道局 北部管理事務所内水道技術研修センター(安佐北区落合南六丁目1番1号)

3 研修員

JICA研修員 7名
(ウクライナ(1名)、スリランカ(1名)、ネパール(2名)、バングラデシュ(3名))

 

4 昨年の様子

破裂した水道管を修理している写真

破裂した水道管を修理する研修員の写真

5 研修について

研修名

 JICA課題別研修「都市上水道維持管理」コース

研修期間

 令和7年7月4日(金曜日)~8月7日(木曜日)

研修の目的

 開発途上国の上水道の実務に携わる技術者を研修員として受け入れ、本市における給配水の維持管理に関する実践的な知識や技術の習得を通じて、研修員が所属する水道事業体の発展に寄与することを目的としています。

 なお、本研修は独立行政法人国際協力機構中国センターからの要請を受け、平成15年度から実施しています。

主な研修内容

 広島市の水道事業の概要、水道計画策定の手順、配水施設の計画、漏水防止、水理計算、浄水場の運転管理と維持管理、高陽取水場見学、水道における水質管理、水安全計画、配水施設の概要と維持管理、施設情報管理、管路更新、事故・災害対策、配水管の破裂修理、給水装置の概要と現状、給水管の破裂修理、工事現場見学、温井ダム見学、水道資料館見学、資材管理所見学

Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA