「咲かせよう!広げよう!Teal Blue Bloom 2025」-広島城をライトアップします! ~HPVワクチンをはじめとする子宮頸がん予防の普及・啓発~

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ページ番号1044631  更新日 2025年11月10日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和7年(2025年)11月10日(月曜日)
健康福祉局保健部健康推進課 

〈HPVワクチンについて〉 保健予防担当課長:坂口 浩章
電話:504-2882 内線:4140

〈子宮頸がん検診について〉 保健指導担当課長:北渕 明美
電話:504-2290 内線:3809

1 概要

過去の広島城ライトアップの様子

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染などによって引き起こされるがんです。
若い年齢層で発症する割合が比較的高く、国内では、毎年約1万人がかかり、約3,000人が亡くなっています。
子宮頸がんの予防には、HPVワクチンの接種を受けることと、定期的にがん検診を受けることが有効です。

令和5年度以降、「HPV予防接種拠点病院整備事業」(※)の一環として、
 (1)HPVワクチン接種をはじめとする子宮頸がん予防の普及
 (2)ワクチン接種後に生じた症状に対する医療・教育・行政が連携した支援活動の周知
を目的として、中国5県で、各県のランドマークのライトアップが行われており、本市は、毎年度当該イベントを後援するなどして協力しています。
 ※ HPV感染症の予防接種に関する相談支援・医療体制強化のための地域ブロック拠点病院整備事業

厚生労働省が実施する事業で、HPV感染症の予防接種を進めるに当たって、協力医療機関の中から、地域ブロック別に拠点病院を設け、HPV感染症の予防接種に関する相談支援・医療体制の強化を図ることを目的としており、中国・四国地方では「岡山大学病院」が拠点病院に選定されています。

2 場所

広島城(天守閣)

3 日時

令和7年11月15日(土曜日)~17日(月曜日)
日没~22時

4 主催

HPV予防接種拠点病院整備事業中国ブロック

5 後援

広島市

6 内容

広島城を「Teal Blue」(青緑色)にライトアップします。

※ Teal Blue Bloomとは
  • 「Teal Blue&white」は子宮頸がんのシンボルリボンの色です。これに、“花”や“花開く”の意味の「Bloom」を合わせています。
  • 子宮頸がん予防やHPVワクチンを接種した後の症状に関係する医療人や教育関係者、行政関係者を小さな花に例え、それらが集まってお花畑となり、女性の健康の足元を支え彩る存在になること、そして、子宮頸がん予防に関する意識が花開き、お花畑が大きくなることを願って名付けられています。

7 キャンペーンに関する問合わせ先・取材対応者

1 問合せ先:広島大学大学院医系科学研究科循環器内科学
 (電 話)082-257-5540
 (メール)[email protected]

2 取材対応者:小畠 啓史

8 広島市からのおしらせ

(1) HPVワクチンについて

法律に基づいて公費により無料で接種を受けられる方は、次の方です(今年5月末に広島市から住民票の住所に、接種に必要な「接種券」など(氏名などを記載したもの)を送付しています。)。

ア 定期接種の対象者
 小学校6年生から高校1年生に相当する年齢(※)の女子
 ※ 今年度は、平成21年4月2日から平成26年4月1日までに生まれた方
イ 経過措置接種の対象者(今年度のみ)
 平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女子のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

特に、アで「今年度高校1年生に相当する年齢の方」と、イの方は、来年3月末までで対象の期間が終了します。
まだ接種を一度も受けていない方でこれから接種を希望する方や、3回の接種が完了していない方は、接種間隔のルール(※)がありますので、早めに接種を受けましょう。

※ 最短でも「4か月」かかるため、一度も接種を受けていない方がこれから来年3月末までに接種を完了するためには、11月中旬から開始しないと間に合いません。
なお、期間外での接種は「任意接種」となり、接種費用が全額自己負担(1回あたり約3万円)になる可能性があります。
※ 15歳未満で接種を開始した方は、「2回」で接種を完了することができます。
※ 接種を受けるにあたって不明な点がある方や、接種を受けた後に何らかの症状を生じてご不安な方は、最寄りの区保健センター地域支えあい課又は市健康推進課までご相談ください。

【参考】

〈広島市ホームページ〉

〈厚生労働省ホームページ〉

(2) 子宮頸がん検診について

子宮頸がんの早期発見には2年に1回の継続的な受診が大切です。

ア 広島市子宮頸がん検診の対象者及び自己負担金

  • 広島市の実施する子宮頸がん検診は、市内に居住している20歳以上の女性であり、被爆者健康手帳等の交付を受けておらず、かつ職域等で検診を受けることができない方が対象者です。
  • また、対象者のうち、年度末年齢が奇数年の方に2年に1回受診券を送付しており、自己負担金は1,000円(※)です。
    ※ 医師が必要と判断し、体部細胞診を追加で実施した場合は、自己負担金が1,800円かかります。

イ 子宮頸がん検診の無料クーポン券

  • 市内に居住している満20歳の女性に、一生に1回の子宮頸がん検診無料クーポン券を送付しています。
    今年度の対象者は、平成16(2004)年4月2日~平成17(2005)年4月1日生まれの方です。
  • 子宮頸がん検診の受診券や無料クーポン券について不明点等ありましたら、最寄りの区保健センター地域支えあい課又は市健康推進課までご相談ください。

【参考】

〈広島市ホームページ〉

Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA