市内のインフルエンザ患者報告数が注意報レベルを超えました
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
令和7年(2025年)11月12日(水曜日)
健康福祉局保健部健康推進課
保健予防担当課長:坂口 浩章
担当:井澤、髙橋
電話:504-2882
内線:4140,4141
令和7年(2025年)第45週(11月3日~11月9日)の広島市感染症発生動向調査において、35医療機関からのインフルエンザ患者報告数の合計が393人(1医療機関当たり11.23人)となり、注意報レベルの基準である1医療機関当たり10人を上回りました。
また、今シーズンの市内学校等におけるインフルエンザ様疾患※1による学級閉鎖等については、令和7年9月29日に初めての報告がされて以降、第45週時点で累計30件の報告がありました。このうち18件は第45週に報告されており、感染拡大の傾向がみられます。
今後、流行がさらに拡大する恐れがあることから、引き続き、以下の点に注意し感染予防策を徹底していただきますようお願いします。特に基礎疾患(腎臓疾患、心臓疾患、呼吸器疾患等)をお持ちの方や、妊婦、高齢者、乳幼児は合併症を起こしたり、重症化する恐れもありますので注意しましょう。
※1 38度以上の発熱かつ急性呼吸器症状(鼻汁もしくは鼻閉、咽頭痛、咳のいずれか1つ以上)を呈した場合をいう。
インフルエンザを予防するための注意点
- 外出後は、流水・石けんによる手洗いを行う。
- 咳やくしゃみ等の症状のある時はマスクの着用など咳エチケットを心がける。
- 室内では換気、適度な湿度(50~60%)を保つ。
- 人混みへの不必要な外出は控え、やむを得ず人混みに出る時はマスクを着用する。
- インフルエンザワクチンの接種を受ける。ワクチン接種後、効果が出るまで2週間程度かかります。
- 症状などからインフルエンザが疑われる場合は、早めに医療機関を受診する。
- 普段と異なる症状がある場合には、外出、出勤、登校・登園を控える。
- 救急相談センター(#7119)では、24時間365日、受診に関する相談を受け付けています。

シーズン(※2)ごとのインフルエンザ患者数(広島市内・週別報告数)

(参考)過去の注意報レベルを超えた時期
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2024年/2025年 シーズン |
第49週 (12月2日~12月8日) |
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2023年/2024年 シーズン |
第42週 (10月16日~10月22日) |
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2022年/2023年 シーズン |
2023年第3週 (1月16日~1月22日) |
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2021年/2022年 シーズン |
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2020年/2021年 シーズン |
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※2 インフルエンザのシーズンとは、その年の9月から翌年の8月までをいいます。
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