「2025年度グッドデザイン金賞」を受賞された砂谷株式会社による市長表敬訪問

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1045711  更新日 2025年11月14日

印刷大きな文字で印刷

Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和7年(2025年)11月14日(金曜)

経済観光局農林水産部農政課

課長:横山 裕彦

電話:082-504-2247

内線:3480

「2025年度グッドデザイン金賞」を受賞された砂谷株式会社による市長表敬訪問

砂谷株式会社(本社:広島市佐伯区湯来町)が実施する地域の取組「牧場を通した地域共育デザイン」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」において、各審査ユニットで最も優れたものに贈られる「グッドデザイン金賞」を受賞しました。
グッドデザイン賞は、日本のデザイン振興を目的とした国内最大規模のデザイン賞であり、今年度は5,225件の応募の中から1,619件が「グッドデザイン賞」として選出されました。そのうち、特に優れた取り組みが「グッドデザイン・ベスト100」として選ばれ、さらに20の審査ユニットにより最も優れた対象として各1件ずつ選ばれた20件の中から、「グッドデザイン大賞」1件と「グッドデザイン金賞」19件が決定されております。
このたびの受賞を受け、同社より市長への受賞報告のための表敬訪問が行われます。

訪問者

砂谷株式会社 取締役副社長 久保 宏輔 氏

訪問目的

「2025年度グッドデザイン金賞」の受賞報告

訪問日時等

  1. 日時:令和7年(2025年)11月18日(火曜)16時30分~16時50分
  2. 場所:広島市役所10階 市長公室
  3. 応対者:市長、経済観光局長、農林水産部長、農政課長、佐伯区役所農林課長

受賞概要

  1. 受賞名:2025年度グッドデザイン金賞
  2. 審査ユニット:地域の取り組み・活動
  3. 評価コメント

 「酪農のあるべき姿」を根本から問い直し、牛・人・土地のより良い循環を目指して変革に挑んだ取り組み。コロナ禍を契機に、本州でわずかな放牧酪農へと転換し、輸入飼料依存から脱却する実践は、持続可能性と経営的安定性を同時に切り拓く挑戦として高く評価できる。売上の増加、来場者や雇用の拡大など、社会的・経済的意義も大きい。牛乳の風味の多様性を価値化し、パッケージやロゴなどを通じて「動物・人・土地のより良い循環」という視点を一貫して伝えるデザインへと展開した点も秀逸であり、人々に新たな気づきを促す点で際立っている。さらに、体験農園や地元農産品マーケット、高齢者や女性も働きやすい農園づくりへと広がり、地域全体を巻き込む循環の場を生み出している。一次産業における「そもそも」を問い直し、未来の風景を構想しながら、地域社会や環境へと接続していく射程の長さを備えている。有形無形のデザインを介して強いメッセージを投げかけ、一次産業から地域社会、さらには地球環境へと多層的に展望を広げている姿勢に、強い感銘を受ける。

Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA