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令和4年(2022年)6月30日(木)
健康福祉局保健部健康推進課
保健予防担当課長:峠 恭雄
電話:504-2882
内線:4140
子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種を実施しています
本市では、厚生労働省からの通知に基づき、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的な接種勧奨を控えてきましたが、令和3年11月26日の厚生労働省の検討部会等で最新の知見を踏まえ、改めて子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開することが決定しました。その後、積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う(キャッチアップ接種)こととなり、予防接種法施行令の一部が改正され、令和4年4月1日に施行されました。
1 対象者
平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性
(当該ワクチン3回の接種が完了していない方)
※対象者の方へお知らせと国が作成したリーフレットを令和4年7月中旬に送付します。
2 対象期間
令和7年3月31日まで
(標準的な接種間隔の場合、全3回の接種完了までに約6か月の期間がかかります。)
3 接種スケジュール
ワクチンは2種類※あり、種類によって接種間隔が異なります。
ワクチンの種類 |
回数 |
接種間隔 |
サーバリックス (2価) |
3回 |
2回目:1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種 3回目:1回目の接種から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて接種 |
ガーダシル (4価) |
3回 |
2回目:1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種 3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種 |
※令和2年7月21日に薬事承認された「シルガード9水性懸濁筋注シリンジ」については、現在定期接種に使用することはできません。
4 接種方法
⑴ 医療機関に電話等で確認の上、接種の予約をする。
⑵ 医療機関で同じ種類のワクチンを3回接種する。
(母子健康手帳等でこれまでの接種歴をご確認いただき、残りの回数を接種します。)
5 接種料金
対象期間内において、定められた接種間隔で接種した場合、無料です。
対象期間、接種間隔、接種回数が守られていない等、定期接種に該当しない接種については、全額自己負担となります(1回 約16,000円程度)。
6 接種の際に必要なもの
⑴ 年齢・住所を確認できるもの
⑵ 母子健康手帳又は予防接種済証(2回目、3回目の接種時には、前回接種したワクチンを証明するものが必要です。)
7 自費で接種した方に対する費用助成制度
接種勧奨を差し控えていた間に定期接種の機会を逃し、対象年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方に対する接種費用の助成を行います。
⑴ 対象者
平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の上限年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方(令和4年4月1日時点で広島市に住民登録があった方に限ります。)
⑵ 申請可能期間
令和4年7月1日~令和7年3月31日まで
⑶ 請求方法
各区保健センターに備え付けの申請様式(本市ホームページでもダウンロード可)を使用し、母子健康手帳や予防接種済証等、接種歴が確認できるもののコピー及び領収書等を添付して各区保健センターに提出
⑷ 助成額
自費で支払った金額と本市が定めた基準額を比較し低い方の金額
8 お問合せ先について
場所 |
所在地 |
電話番号 |
中保健センター |
中区大手町4-1-1 |
082-504-2528 |
東保健センター |
東区東蟹屋町9-34 |
082-568-7729 |
南保健センター |
南区皆実町1-4-46 |
082-250-4108 |
西保健センター |
西区福島町2-24-1 |
082-294-6235 |
安佐南保健センター |
安佐南区中須1-38-13 |
082-831-4942 |
安佐北保健センター |
安佐北区可部3-19-22 |
082-819-0586 |
安芸保健センター |
安芸区船越南3-2-16 |
082-821-2809 |
佐伯保健センター |
佐伯区海老園1-4-5 |
082-943-9731 |