荒谷川及びその支川近傍地下水に係る有機フッ素化合物の調査結果について(令和8年4月調査分)

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ページ番号1050291  更新日 2026年5月19日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和8年(2026年)5月19日(火曜)
環境局環境保全課
課長:小田
電話:504-2186
内線:3240

1 概要

⑴ 令和8年3月上旬、市民団体から荒谷川の支川に合流する水路で採取した水のPFOS等(有機フッ素化合物のうちPFOS及びPFOAをいう。以下同じ。)についての分析報告書(287.5ng/L)が提出されました。同月中旬、本市において荒谷川及びその支川の水質調査(別図⑴~⑸の地点)を実施したところ、複数の地点で国が定める指針値(PFOS等の合計値で50ng/L※)を超過していました。

⑵ これを受け、同月下旬、河川水について範囲を拡大(別図⑹~⑼の地点を追加)して水質調査を実施するとともに、指針値の超過が確認された上記⑴の河川区間の近傍地域での地下水の利用状況及び水質の調査を実施しました。その結果、河川水については、下流地点(別図⑺の地点)で指針値を超過していましたが、地下水については、飲用水又は生活用水としての利用が確認された7軒を対象に、その水質調査を実施したところ、いずれも指針値を下回っていました。

⑶ その後、上記⑵の新たに指針値超過が確認された河川区間(別図⑸から⑺の区間)の近傍地域での地下水の利用状況及び水質の調査を実施したところ、複数地点で地下水の指針値の超過が確認されました。

※ 「指針値」:体重50キログラムの人が1日当たり2Lの水を一生涯にわたり摂取しても健康に対する有害な影響が現れないと考えられる値として国が設定したもの。

2 調査結果

⑴ 地下水利用状況調査

河川区間(別図⑸から⑺の区間)の近傍地域に位置する302軒(不在宅への投函により調査依頼を行った152軒を含む。)を対象に地下水の利用状況を調査した結果、24軒で地下水利用が確認されました。(飲用水14軒、生活用水10軒)

⑵ 地下水の水質調査

上記⑴の24軒を対象に水質調査を実施し、現時点でPFOS等の濃度が判明している10軒(飲用水8軒、生活用水2軒)の結果は、以下のとおりでした。
※ 残りの14軒については、現在調査中

調査日

調査地点

濃度(ng/L)

指針値

 

R8.4.16~4.24

指針値以下

4軒

5.0~24

 

50ng/L

(PFOS等の合計値)

指針値超過(飲用水)

6軒

63~140

指針値超過(生活用水)

0軒

なお、指針値の超過が確認された飲用井戸の利用者(6軒)に対しては、国が定めた「PFOS及びPFOAに関する対応の手引き(第2版)」(令和6年11月 環境省)に基づき、飲用を控えるよう注意喚起済みであり、適宜相談等に応じることとしています。

 

3 今後の対応

・ 地下水が指針値を超過していた地点の近傍について、範囲を拡大して地下水についての利用状況及び水質の調査を実施します。

・ また、今回の訪問時に不在のため投函により調査依頼を行った住宅等において新たに地下水の利用が確認された場合は、水質調査を実施します。

・ 地域住民への調査結果の周知については、個人情報(地下水の調査地点)を除いた調査結果の概要の周知に関して、町内会の回覧板の活用などについて地域の町内会長と相談しながら進めます。

・ 荒谷川及びその支川並びに近傍の地下水に係る継続的な監視調査については、調査結果の推移や地元の意見を踏まえつつ、当面の間、定期的に実施します。

・ なお、現在、国においては、有機フッ素化合物の濃度低減のための対策技術の実証実験などに取り組んでいるところですが、有機フッ素化合物への対応についての住民や事業者等からの要望を受けた地方公共団体が現場での対応を的確に行っていくために必要となる施策などを打ち出すまでには至っていません。そのため、本市としては、こうした国の動向を注視しつつも、国に対し、住民の安全・安心な生活環境を守るための対応等について要望していくこととします。

 

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA