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令和6年(2024年)1月 18日(木)
環境局環境保全課
課長:福田 功
電話:504-2186
内線:3240
1 概要
令和5年11月に実施した瀬野川水系における有機フッ素化合物(ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)(※1))の調査において、東広島市と広島市の境にある石仏橋で暫定指針値を超過する結果となったため、周辺の地下水の飲用利用状況及び水質の調査を実施しました。(リンク)
その結果、飲用利用している地下水が2カ所確認され、当該地下水の水質については、暫定指針値を下回っていました。
また、石仏橋から一貫田間の瀬野川流域の有機フッ素化合物汚染の全体像を把握するため、上記を含む地下水5カ所及び河川2カ所(石仏橋と一貫田)の水質調査を行った結果、前回の調査でも暫定指針値を超過した石仏橋の河川水を除き、暫定指針値を下回っていました。
調査結果の詳細は下表のとおり。
調査日 | 区分 | 調査地点 | 濃度(ng/L) | 暫定指針値(※2) |
---|---|---|---|---|
R5.12.25 | 地下水 | (1)(飲用) | 37 |
50 ng/L
(PFOS |
(2)(飲用) | 30 | |||
(3) | 20 | |||
(4) | 9.8 | |||
(5) | 4.4 | |||
河川水 | 石仏橋 | 72(前回 53 ) | ||
一貫田 | 32(前回 28 ) | |||
※1 PFOSおよびPFOAは、様々な表面処理の用途(泡消火薬剤、フッ素ポリマー加工助剤等)に用いられ、人への健康影響が疑われたことから、国は要監視項目として指定し、暫定指針値50ng/Lを設定した。
※2 体重 50 kg の人が、水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる値として国が設定したもの。
2 今後の対応
今回の調査結果について、地下水調査を行った井戸の所有者にお知らせするとともに、瀬野川流域の住民に対して回覧により周知を図ります。
また、石仏橋の河川水では、暫定指針値の超過が続いていることから、石仏橋及び飲用利用のある地下水2地点において、当面の間、月1回の定期的な水質調査を実施します。