市内のインフルエンザ患者報告数が注意報レベルを超えました
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
令和6年(2024年)12月11日(水曜)
健康福祉局保健部健康推進課
保健予防担当課長:峠 恭雄
担当:井澤、髙橋
電話:504-2882
内線:4141,4082
現在、広島県内全域に「インフルエンザ注意報」が発令中ですが、令和6年(2024年)第49週(12月2日~12月8日)の広島市感染症発生動向調査において、36医療機関からのインフルエンザ患者報告数の合計が515人(1医療機関当たり14.31人)となり、本市においても注意報レベルの基準である1医療機関当たり10人を上回りました。
また、今シーズンの市内学校等におけるインフルエンザ様疾患※による学級閉鎖等については、令和6年9月30日に初めての報告がされて以降、第49週時点で累計63件の報告がありました。中でも12月2日から8日の期間中には34件の学級閉鎖等が報告されています。
今後、流行がさらに拡大する恐れがあることから、引き続き、以下の点に注意し感染予防策を徹底していただきますようお願いします。
特に基礎疾患(腎臓疾患、心臓疾患、呼吸器疾患等)をお持ちの方や、妊婦、高齢者、乳幼児は合併症を起こしたり、重症化する恐れもありますので注意しましょう。
※ 38度以上の発熱かつ急性呼吸器症状(鼻汁もしくは鼻閉、咽頭痛、咳のいずれか1つ以上)を呈した場合をいう。
インフルエンザを予防するための注意点
- 外出後は、流水・石けんによる手洗いを行う。
- 咳やくしゃみ等の症状のある時はマスクの着用など咳エチケット(※下図参照)を心がける。
- 室内では換気、適度な湿度(50~60%)を保つ。
- 人混みへの不必要な外出は控え、やむを得ず人混みに出る時はマスクを着用する。
- インフルエンザワクチンの接種を受ける。ワクチン接種後、効果が出るまで2週間程度かかります。
- 症状などからインフルエンザが疑われる場合は、早めに医療機関を受診する。
- 普段と異なる症状がある場合には、外出、出勤、登校・登園を控える。
広島市感染症発生動向調査によるインフルエンザ患者数(週別報告数)
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