【食品工場及び業務用厨房施設等の皆様へ】一酸化炭素中毒事故防止対策について

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ページ番号1044368  更新日 2025年10月23日

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【食品工場及び業務用厨房施設等の皆様へ】一酸化炭素中毒事故防止対策について

ガス機器を使うときは3つのポイントをチェック!

 近年、食品工場及び業務用厨房施設等において液化石油ガス及び都市ガス(以下「ガス」という。)の消費設備による一酸化炭素(以下「CO」という。)中毒事故が発生しています。

 2024年は10件(死者1名、症者19名)発生しています。同年7月には、大阪府の業務用厨房において、業務用麺ゆで器と瞬間湯沸器の使用中に従業員2名、消費者2名(計4名)がCO中毒となる事故が発生し、同年12月には、鹿児島県の工房において、LPガス炉の使用中に従業員1名がCO中毒により死亡する事故が発生しました。これらの事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なため、消費設備が不完全燃焼を起こし、COが発生したものです。

 食品工場及び業務用厨房施設等においてひとたびCO中毒事故が発生した場合、多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があることから、換気、点検、手入れ、業務用換気警報器の設置等の適切な管理を行いましょう。

 参考として、経済産業省の通知、一般社団法人日本ガス協会の参考動画やチラシを掲載します。

 なお、動画を御視聴された方はアンケートの御協力もお願いいたします。

 

 ガス機器を使うときは3つのポイントをチェック!

1 ガス機器を使うときは、必ず換気!

2 ガス機器や換気設備は、清掃と点検を!

3 業務用換気警報機の取り付けを!

再生時間:1分52秒

ガスを正しく使わなかった場合のリスクと、ガス事故を防止する3つのポイント(換気・メンテナンス・ガス機器の正しい操作)をまとめています。

再生時間:2分01秒

CO中毒事故を防止するため、「厨房に入ったらまず換気設備が稼働しているかを必ず確認すること」を伝える内容となっており、業務用換気警報器が鳴動した際の対応も紹介しています。

再生時間:2分11秒

CO中毒事故を防止するため、「ガス機器の吸気口・排気口、廃棄設備の清掃」を定期的に行うことを伝える内容となっており、また「ガス管・接続具の点検」を定期的に行うことを伝える内容となっています。 

再生時間:2分07秒

「ガス機器を使うときは正しい操作を必ず確認すること」を伝える内容となっており、実際に事故が多いガスオーブンの代表的な正しい着火操作を紹介しています。

再生時間:3分31秒

ガスオーブン、業務用警報器、換気扇、、それぞれの正しい知識をもとに、安全に向けた正しい判断、正しい行動について紹介しています。「CO中毒事故」を未然に防ぐための内容となっています。

再生時間:1分33秒

不具合のあった燃焼器から発生したCOにより従業員と来店客がCO中毒に至った実際の事故について、コンピューターによる解析に基づき、発生したCOが時間の経過とともに店舗全体に広がっていく様子をCG画像で可視化したものです。このように業務用厨房でCOが発生すると、来店客を巻き込む事故に至る恐れがありますので、日頃から給排気について点検を行い、機器の管理を行いましょう。

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このページに関するお問い合わせ

消防局予防部 指導課危険物保安係
〒730-0051 広島市中区大手町五丁目20番12号
電話:082-546-3482(危険物保安係) ファクス:082-249-1160
[email protected]