リチウムイオン電池の取扱いに注意してください

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ページ番号1041274  更新日 2025年6月25日

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リチウムイオン電池からの火災が発生しています

リチウムイオン電池は、現代社会において、なくてはならない便利なものですが、内部で異常が発生した場合、機器が故障し、最悪の場合、爆発的に炎を噴き出すように出火することがあります。

危険性を動画でチェック

リチウムイオン電池とは

一般に普及している他の電池(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池等)と比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。

リチウムイオン電池を使用している製品とは

リチウムイオン電池が使用されている製品の具体例

リチウムイオン電池が使用されている製品の具体例

その他、
・ ポータブルバッテリー
・ ポータブルスピーカー
・ モバイルルーター
・ 電動工具
・ 電動自転車 等

「充電できる製品」や「電源につながなくても動く・光る製品」にはリチウムイオン電池が使用されている可能性があります。

リチウムイオン電池からの火災を防ぐためには

火災につながる原因を理解する

火災につながる原因は主に次のとおりです。

  • 落下、踏みつけなどによる物理的な衝撃や破損
  • 高温環境下などの悪環境での使用や放置
  • 充電器の使用誤りや安全装置の故障による過充電
  • 製造時の製品の不具合

使用上の注意点を遵守する

使用にあたって次の点に注意してください。

なお、リチウムイオン電池が触れないほど熱くなったり、膨張したり、異臭がするなどの異常を感じた場合は、直ちに使用を中止して交換または適切に排出してください。

  • 使用する前に取扱説明書をよく確認する。
  • 衝撃を与えないよう適切に取り扱う。
  • むやみに分解しない。
  • 高温の車内に放置したり、熱がこもりやすいかばんの中での使用を控える。
  • 充電器の定格出力を確認し、機器の仕様により適切な充電器を使用する。
  • 充電する際は整理整頓された場所や不燃性のケース等に入れる。
  • 製造・販売元や型式が明示されていない商品や、仕様が不明確な商品を購入することは避ける。

排出する場合もご注意ください

全国的に見ると、リチウムイオン電池が原因でごみ収集車やごみ処理施設で多数の火災が発生しています。

排出時は、以下リンク先をご確認の上、適切に排出してください。

このページに関するお問い合わせ

消防局予防部 予防課予防係
〒730-0051広島市中区大手町五丁目20番12号
電話:082-546-3476(予防係) ファクス:082-249-1160
[email protected]