たき火などによる「屋外」での火災に注意!
たき火が火災にまで発展する要因は、枯草を焼却していて風にあおられ拡大するものや、火が消えたと思いその場を離れたことが主なものです。たき火が燃え広がり、慌てて消そうとして、やけどを負ったり、亡くなられた事例もあります。
広島市消防局管内においても、多くのたき火を出火原因とした火災が発生していますので、その一部を紹介します。
事例1.たき火からの延焼により負傷者が発生した火災
山林の枯草を刈った後、枯草を1か所に集めてライターで火をつけたところ、またたく間に周囲の枯草に燃え広がってしまい、行為者自身も熱傷を負ったもの。
事例2.たき火から住宅に延焼した火災
たき火にホースで水をかけ消火したが、完全に消火されているか確認しないままその場を離れてしまい、その消火が不十分であったため、付近の枯草に残り火が着火して燃え広がり、隣接する住宅に燃え移ったもの。
事例3.消火用具
集めた稲わらに火をつけてから監視していたが、消火用の水バケツやホースなどを用意しておらず、火が風にあおられて燃え広がっても消火できなかったもの。当日は風が強く、乾燥注意報が発表されており、火災が発生しやすい気象状況であった。
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