令和7年度「住宅防火・防災キャンペーン」について

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ページ番号1043394  更新日 2025年9月12日

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令和7年度「住宅防火・防災キャンペーン」

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 令和5年の住宅火災による死者数は1,000人を超え、このうち7割以上が65歳以上の高齢者となっており、今後さらなる高齢化の進展に伴い、住宅火災における高齢者の死者数の増加が懸念されます。
 このため、消防庁では、住宅火災における高齢者を中心とした死者数の低減を図るため、団体・企業と連携し、「老人の日・敬老の日に「火の用心」の贈り物」をキャッチフレーズに、改めて高齢者に火災予防を注意喚起するとともに、住宅用火災警報器、感震ブレーカー、住宅用消火器、エアゾール式簡易消火具、防炎品など(以下「住宅用防災機器等」という。)を高齢者に贈ることなどを広く国民に呼びかける「住宅防火・防災キャンペーン」を9月1日~9月21日に実施します。

 広島市消防局においても、管内の協力企業及び団体と連携して、住宅火災における死者の発生を防ぐ効果が高い住宅用火災警報器の設置・点検と古くなった警報器の交換促進及び寝たばこ防止やストーブ・こんろの適切な使用に関する注意喚起を行います。
 これを機会に、身近な高齢者の方に住宅用火災警報器などの住宅用防災機器等をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
 また、住宅用火災警報器は設置から10年以上経過しているものは、電池切れや故障の恐れがあります。
 そのため、点検する・交換するなど、今一度ご自宅の住宅火災予防対策を見直してみましょう!

キャンペーン期間

令和7年9月1日(月曜日)~令和7年9月21日(日曜日)

※9月15日(月曜日)「敬老の日」

協力企業・団体

当キャンペーンの実施に関し、広島市消防局管内における、以下の企業・団体に協力いただいております。

住宅用防災機器の紹介

1 住宅用火災警報器

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 火災が発生する時は、就寝中や目を離した際の思わぬ場面が多いため、気づくのが遅れてしまうこともあるでしょう。気づくのが遅くなれば、取返しのつかない一大事となります。そんな中、家庭内での火災をいち早くキャッチし、知らせてくれるのが「住宅用火災警報器」です。

 住宅用火災警報器は、火災により発生する煙や熱を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。条例により、寝室や階段などへの設置が義務付けられており、機器本体を天井や壁に設置するだけで、機能を発揮します。
古くなると電子部品の劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあるため、定期的な点検と、設置後10年を目安に交換をおすすめします。

2 住宅用消火器・エアゾール式簡易消火具

【住宅用消火器】

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・ホースがないものもあり、軽量。女性や高齢者でも使いやすく火元を狙いやすい
・通常の消火器(赤色)と違い、カラフルでデザインが豊富
・消火薬剤の詰め替えや、内部点検は不要(定期的な交換は必要)

【エアゾール式簡易消火具】

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・天ぷら鍋の油の過熱による発火、石油ストーブの注油中の引火による火災、たばこの不始末による火災など比較的初期段階の火災に有効
・消火器の代替品としてではなく、補助的な役割を果たすものとして効果が期待される
・ご家庭で使用している、ヘアスプレーなどの製品とほぼ同等の構造なので使いやすい
・小さく軽量なので、お年寄りにも使いやすい

3 防炎品

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 防炎性能を有する防炎品は、小さな火源(火だね:マッチ、ライター)の炎に接しても、炎が当たった部分が焦げるだけで容易に着火せず、着火しても自己消火性能(自ら延焼拡大を停止する性能)により、容易に燃え広がることはありません。
【防炎品の例】
・カーテン
・じゅうたん
・エプロンなどの衣類
・寝具類

住宅火災を起こさないために!火災予防対策を徹底しましょう!

住宅火災予防対策については、以下リンクからご確認ください。

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このページに関するお問い合わせ

消防局予防部 予防課予防係
〒730-0051広島市中区大手町五丁目20番12号
電話:082-546-3476(予防係) ファクス:082-249-1160
[email protected]