湯坂川及びその支川における有機フッ素化合物の調査結果について

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ページ番号1039260  更新日 2025年4月9日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和7年(2025年)4月9日(水曜)
環境局環境保全課
課長:小田
電話:504-2186
内線:3240

概要

有機フッ素化合物のうちPFOS及びPFOA(以下「PFOS等」という。)については、令和2年に水質汚濁に係る要監視項目として暫定指針値(PFOS等の合計値で50ng/L)が設定されました。

こうした中、本年3月、地域の関係者から、湯坂川の支川で採取した河川水のPFOS等の水質検査成績書(62ng/L)が提出され、その結果は暫定指針値を超過しているものでした。

これを受け、本市が情報提供のあった地点を含む湯坂川及びその支川8地点の水質調査を実施したところ、次のとおり、情報提供のあった地点を含む2地点で暫定指針値を超過していました。

調査結果

調査日

調査地点

濃度(ng/L)

暫定指針値※1

 

 

R7.3.21

河川水(1)~(4)

不検出

 

 

50ng/L

(PFOS及びPFOAの合計値)

河川水(5)

91

河川水(6)

51

河川水(7)(湯坂川)

不検出

河川水(8)(湯坂川:河川水(6)合流後)

10

※1 暫定指針値とは、体重50kgの人が、1日当たり2Lの水を一生涯にわたり摂取しても健康に対する有害な影響が現れないと考えられる値として国が設定したもの。

今後の対応

河川水で暫定指針値を超過した地点があったことから、国が定めた「PFOS及びPFOAに関する対応の手引き(第2版)」(令和6年11月 環境省)に基づき、超過地点の近傍地域での地下水の利用状況及び水質調査を実施します。

地下水調査の結果、暫定指針値を超過するような場合には、飲用井戸の利用者に対して水道水の利用を促すなど、暴露防止の取組を行います。

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