43広島陸軍糧秣支廠

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ページ番号1020945  更新日 2025年2月16日

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写真:原爆被災説明板(広島陸軍糧秣支廠)


原爆被災説明板 広島陸軍糧秣支廠

設置場所:南区宇品海岸三丁目11番地先(広島南道路)
爆心地から約4.6キロメートル

陸軍糧秣支廠は、戦時において必要な兵隊の食糧や軍馬の飼料を調達、補給するために設置されました。1894(明治27)年に日清戦争が始まると、当時山陽鉄道の西端であった広島駅とここ宇品を結ぶ軍用鉄道を二週間あまりの突貫工事により完成させ、宇品港は第二次世界大戦が終結するまで陸軍の海外への輸送基地となりました。この倉庫は、1910(明治43)年頃、軍需物資を保管するため、宇品駅のプラットフォームに沿ってレンガ造りで建てられました。1945(昭和20)年8月6日の原爆による被害は、爆心地から離れていたため、軽微にとどまり、傷ついた大勢の被爆者はこの付近の陸軍の関連施設に収容され、手当てを受けました。戦後、日本通運株式会社に払い下げられ、倉庫として利用されてきましたが、1997(平成9)年、広島南道路の整備にあたり、被爆建物として歴史を後世に伝えるため、その一部をモニュメントとして保存するものです。

写真説明:旧広島陸軍糧秣支廠 1985(昭和60)年4月 井手三千男氏撮影 日本通運株式会社 寄贈

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