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ガンディー胸像の河岸緑地への設置について

ページ番号:0000334532 更新日:2023年5月10日更新 印刷ページ表示
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令和5年(2023年)5月10日(水曜日)
市民局国際平和推進部国際化推進課
国際化推進課長:野坂
電話:504-2104
内線:2620

1 経緯等
⑴ 経緯等
・令和5年4月、G7広島サミットのアウトリーチ国として日本国政府が招待することとなったインドの駐日特命全権大使から、平和と非暴力の使徒として世界に知られているマハトマ・ガンディー(以下「ガンディー」という。)の胸像を、「平和都市」として知られ、人類の回復力と不屈の精神を示す顕著な例とも言える広島市に寄贈したい旨の申出がありました。
・インドは核保有国で、NPT(核兵器不拡散条約)及びCTBT(包括的核実験禁止条約)にも参加していません。このため、本市から同大使に対し、この度のモディ首相の本市訪問を機に、核兵器を使う可能性を示唆する国もある中にあって、全ての核保有国がとるべき行動は、核兵器のない世界を夢物語にすることなく、その実現に向け、一歩を踏み出すことであるとの考えをしっかりと受け止めていただきたいこと、そして、そのためにも、直接被爆の実相に触れ、被爆者の声に耳を傾けていただいた上で、核兵器のもたらすリスクが高まっている現状に歯止めをかけるためにも、ここ被爆地から世界に向けて確固たる決意を込めたメッセージを発信していただきたい旨を伝えました。
・こうしたことを前提とした上で、ガンディーは、非暴力の哲学と実践の先駆者であり、国連では彼の誕生日(10月2日)を「国際非暴力デー」とするなど、その活動は世界的に評価されており、本市が力を入れている「平和文化」(あらゆる暴力を否定する文化)の振興の考え方とガンディーの理念・活動が一致している点に着目し、ガンディー個人としての功績を称えて同胸像を受領することとしました。
・また、G7サミットが広島で開催されることを契機に同胸像が設置されることは、「国際平和文化都市」を掲げる本市にとって意義があり、今後のインドとの友好親善や交流の発展も期待されます。
・なお、同胸像は、インドから国連などにも寄贈されています。

⑵ 設置場所
 インド側は、当初、平和記念公園への設置を強く希望していましたが、本市では、平和記念公園内には工作物の設置を許可しないこととしていることから、新たな候補地の協議を行いました。
 その結果、市民や来広者など多くの人々に親しんでもらえる公園施設として、平和記念公園近くの元安川東側河岸緑地に設置することにしました。

2 設置内容等
⑴ 設置場所
  東部河岸緑地(元安橋~平和大橋左岸) 中区大手町二丁目12番地先(別図参照)
⑵ 寄贈品
  ガンディー胸像 1基
⑶ 設置工事
  令和5年5月11日(木)~18日(木)(予定)

位置図

 

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