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認知症とは、病気の名前ではなく、状態のことです。脳の病気や脳に影響を及ぼす体の病気により、これまで培ってきた知識や技術が失われ、社会生活に支障をきたすようになった状態をいいます。誰もが経験することとなる脳の老化現象が正常の加齢過程よりも早く出現し、年齢に比して強く現れ、また促進された状態ともいえます。
若年性認知症を含めた詳しい症状などについては、「認知症とは」を御覧ください。
認知症には治るものもあるので、専門的な診断が必要です。広島市では、認知症に関する相談窓口として、地域包括支援センター(高齢者の皆さんの総合相談窓口)や認知症疾患医療センター、認知症コールセンターなどを設けているほか、若年性認知症個別相談会などを行っています。
詳しくは、「相談窓口・支援機関」を御覧ください。
広島市では、認知症高齢者等を事前に登録し、行方不明になったときに、できるだけ早く発見し、保護する仕組みを運用しているほか、徘徊のおそれのある高齢者の方等に端末機を持っていただき、その方の現在の位置を検索できるサービスを運用する事業者を紹介しています。
詳しいサービス内容については、「認知症の人へのサービス」を御覧ください。
広島市では、医療従事者の方を対象とした認知症対応力の向上に関する研修などを実施しています。また、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを進めるため、一般の方(地域住民、スーパーや金融機関の従業員、小学校・中学校・高等学校の生徒等)を対象に、認知症の人とその家族等を支援する「認知症サポーター」の養成などを進めています。
詳しい講座や研修の内容については、「講座・研修」を御覧ください。
認知症カフェは、認知症の人とその家族等が気軽に集い、交流できる場所です。医療、介護、福祉などの専門職による相談やサービスに関する情報提供、認知症に関する講習会の開催など、身近な地域の人も関わり、地域全体で支援していく取組です。
詳しくは、「認知症カフェ」を御覧ください。