ひろしましオレンジだより(認知症地域支援推進員によるコラム《第3回》)

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ページ番号1030738  更新日 2025年2月20日

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さて、前回までのひろしましオレンジだよりで、私たち「認知症地域支援推進員」の活動内容や若年性認知症に関する相談窓口を紹介しましたが、第3回目となる今回のテーマは、「若年性認知症の人や家族等が利用できる社会資源(インフォーマルサポート)」です。

担当は、東区認知症地域支援推進員と安芸区認知症地域支援推進員です。

社会資源(インフォーマルサポート)について

本人や家族などから、直接的又は間接的に認知症地域支援推進員にご相談があったら、まずはじめに、これまでの生活や、今後どのような生活を送っていきたいかなどの想いを丁寧にお聞きします。
そして、必要に応じて、本人が安心して過ごすことのできる場所を探したり、関係機関と協力してつどいの場を一緒に考えたりしています。

そのうちの1つが「認知症カフェ」です。

写真:認知症カフェ1

写真:認知症カフェ2


また、家族同士が交流をもち、家族等が抱える悩みを話し合う場として、各区に認知症高齢者等家族の会があります。

写真:認知症高齢者家族の会一覧


その他の活動の場です。

写真:その他の活動の場


また、上記以外にも認知症の人と家族の会広島県支部が開催している、若年性認知症の人と家族のつどい「陽溜まりの会」もあり、私たちも認知症サポーターとして参加し、一緒に活動しています。

最後に、ここで紹介した社会資源は、ごく一部です。
本人や家族が安心して過ごすことのできる場所を一緒に探しませんか。
ぜひ、私たち認知症地域支援推進員にご相談ください。

認知症地域支援推進員からひとこと

誰しもが、認知症と診断されてしまったら不安な気持ちになり、時には家に引きこもってしまいたくなるかもしれません。
そんなときこそ、同じ立場の人と話をしてみませんか?きっと、自分の気持ちを分かってくれる人に出会うことができると思います。
そして、一番大切なことは誰かとどこかで関わり続けることです。
住み慣れた地域を中心に、閉じこもったりせず、「自分にできることがある」ということの確認や自信、何か(誰か)と繋がっているという安心感、役割を持つことの喜び…などを本人と家族、そして私たち認知症地域支援推進員と一緒に考えていきましょう。

認知症地域支援推進員への相談について

広島市では、各区に1名の認知症地域支援推進員を配置しています。相談される場合は、配置されている各地域包括支援センターにご連絡ください。

センター名

所在地

電話

ファクス

広島市江波地域包括支援センター 中区基町19-2-425 296-4833 533-7100
広島市福木・温品地域包括支援センター 東区上温品1-11-27-101 280-2330 562-2333
広島市大州地域包括支援センター 南区大州1-1-26 581-6025 581-6026
西 広島市観音地域包括支援センター 西区観音町16-19 3階 292-3582 292-3172
安佐南 広島市安佐・安佐南地域包括支援センター 安佐南区中須2-19-6 3階 879-1876 879-7764
安佐北 広島市亀山地域包括支援センター 安佐北区亀山4-2-36 819-0771 814-0501
安芸 広島市瀬野川東地域包括支援センター 安芸区瀬野2-17-33 820-3711 554-5021
佐伯 広島市五日市地域包括支援センター 佐伯区五日市中央2-4-40 924-0053 921-2865

関連情報

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局高齢福祉部 地域包括ケア推進課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2648(代表) ファクス:082-504-2136
[email protected]