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市指定史跡「旧国泰寺愛宕池」内の枯木伐採に係る広島市文化財保護条例違反について

ページ番号:0000291725 更新日:2022年7月26日更新 印刷ページ表示
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令和4年(2022年)7月26日(火曜日)
中区建設部維持管理課
課長:綱木
電話:504-2575
内線:3750

 

市指定史跡「旧国泰寺愛宕池」内の枯木伐採に係る広島市文化財保護条例違反について

1 枯木の概

⑴ 樹種等

樹種 樹高 幹周
ムクノキ 3.5m 129cm

⑵ 所在地所在地

  広島市中区小町3(白神社前平和大通り緑地帯)

 ※ 市指定史跡「旧国泰寺愛宕池」内

⑶ 所有者

  広島市(中区建設部維持管理課)

⑷ 被爆樹木の登録抹消

  枯死により令和4年5月25日登録抹消

  (市民局国際平和推進部平和推進課)

 

2 伐採の経緯

日時

協議内容等

6月20日(月曜日)

平和推進課から枯死により維持管理課に当該枯木の伐採依頼あり

7月 6日(水曜日)

維持管理課から平和大通り一帯の支障木の剪定等を委託している委託業者(以下、「委託業者」という。)に対し伐採に当たっての事前協議等の具体的対応を指示(指示書送付)

7月 9日(土曜日)

委託業者が指示内容をよく確認せず、事前協議を行わないまま、当該枯木を伐採

 

3 条例違反の内容

 当該枯木は、市指定史跡「旧国泰寺愛宕池」内にあることから、その伐採に当たっては、維持管理課から文化財保護事務を担当する教育委員会(地方自治法の規定により市民局文化スポーツ部文化振興課が補助執行)に広島市文化財保護条例第7条の規定に基づき現状変更申請を行い、承認を得る必要があった。

 このため、いつ、どのように伐採するかを委託業者と打ち合わせた後、当該申請を行い、承認を得た上で伐採する予定であったところ、委託業者が維持管理課の事前協議等の指示内容をよく確認せず、文化振興課の承認を得ないまま、他の支障木の処理に合わせ、当該枯木を伐採したものである。

 

4 今後の対応

 現在、文化振興課の指示のもと、経緯や再発防止策等を説明したてん末書を添付した上、市指定史跡の現状変更申請を行うよう事務を進めている。

 また、今後このような事態が生じないよう、維持管理課から委託業者への指示の徹底を図るとともに、同社に対し維持管理課からの指示を遵守して業務を行うよう文書で指導を行うこととしている。

 

5 その他

 伐採した枯木は適切に保管しており、今後の活用方法については、市民局国際平和推進部平和推進課(電話:242-7831)において検討している。

                                  

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