アユ種苗の出荷
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
令和7年(2025年)1月31日(金曜日)
経済観光局農林水産部水産課長 安永
電話:082-504-2251 内線:3530
広島市では、太田川のアユ資源確保のために、公益財団法人広島市農林水産振興センター(理事長 友広 整二)が生産したアユ種苗を下記のとおり出荷します。
出荷されたアユは、太田川漁業協同組合の施設で中間育成され、3月中旬頃から順次、太田川へ放流されます。
記
1 出荷日
令和7年2月4日(火曜日) 午前10時から
- ※ 当日を含めて3日間に分けて出荷を予定しています。
- ※ 天候等により、出荷日を延期することがあります。
2 出荷総尾数及び種苗の大きさ
- 出荷総尾数 70万尾(当日は、約28万尾を予定)
- 種苗の大きさ 全長:約5cm 体重:0.5g以上
3 出荷場所
広島市水産振興センター(西区商工センター八丁目5-1)
広島市水産振興センターの水槽からアユ種苗を取り上げ、トラックで太田川漁業協同組合の中間育成場へ搬入します。
4 取材について
令和7年2月4日(火曜日)午前9時30分までに、広島市水産振興センター(西区商工センター八丁目5-1 電話:277-6609)にお越し下さい(担当:栽培漁業課長 田村)。
5 アユ種苗の生産経過と放流までの予定
年月 |
令和6年10月4日 |
令和6年10月17日 |
令和7年2月4日 |
・・・・・・ |
3月中旬~ |
6月 |
---|---|---|---|---|---|---|
生産過程 |
【採卵】卵 |
【ふ化】仔魚 |
【出荷】稚魚 |
中間育成 |
【放流】稚魚 |
【太田川漁業協同組合遊漁期間】 |
大きさ等 |
卵径 約1mm |
全長 約7mm |
全長 約5cm |
中間育成 |
全長 約10cm |
解禁日 |
場所 |
広島市水産振興センター |
広島市水産振興センター |
広島市水産振興センター |
太田川漁業協同組合 |
太田川漁業協同組合 |
太田川 |
6 参考
(1)アユの一生
天然のアユは、10月頃に河川で生まれるとすぐ海に降り、早春まで海で生活した後、4月頃から河川を上り、石に付いた苔(付着藻類)を食べて成長します。成長したアユは、10月頃には産卵を終え、1年という短い生涯を閉じます。
種苗生産では、このようなアユの生態に合わせて、ふ化直後から海水で飼育し、その後、太田川漁業協同組合において淡水で飼育します。
(2)漁獲量
令和4年※の農林水産省漁業・養殖業生産統計では、太田川におけるアユの漁獲量は2tです。
※令和7年1月時点の最新公開データ
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