広島市へのふるさと納税の寄附目的に「広島城の魅力向上」を追加しました!
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
令和7年(2025年)8月1日(金曜日)
市民局文化スポーツ部文化振興課
広島城活性化担当課長:深野
電話:082-504-2870
内線:2770
1 概要
広島市では、広島の歴史・文化及び広島城の歴史を伝える貴重な資料を収集・保存しており、これらの資料を、現在整備を進めている広島城三の丸歴史館で展示して広く公開するとともに、調査研究することにより、地域の歴史・文化の理解を深めてそれを継承する取組を行うこととしています。
こうした取組を推進するため、令和7年7月28日から、広島市へのふるさと納税の寄附目的に、新たに「広島城の魅力向上」を追加しました。
お寄せいただいた寄附金は、広島城資料収集等基金に積み立て、貴重な資料の収集に充てるとともに、それらを適切に保存、修復することに活用させていただきます。
基金を活用して修復する予定の資料(一例)

『広島市史 第2巻』に掲載されている京橋町の御供船の写真(※1)に写る艫飾り(船の後部を飾る幕)の現物が令和5年に確認され、広島市に寄贈されました。畳二畳分はあろうかというほど大きな飾りで、京都五条大橋で長刀をかまえる弁慶の絵柄を赤地の布に金糸銀糸の刺繍で表しており、ガラスや金属も使用した実に豪華で煌びやかなものです。広島城下を彩った御供船の華やかさの一端を伝える貴重な資料であり、基金を活用して修復する予定です。

明治頃に撮影したとされる京橋町の御供船の写真。
御供船は、正徳元年(1711)に広島城下紙屋町の釣燈屋(ちょうちんや)3代目市兵衛が、嚴島神社の依頼で管絃船が濡れないよう船全体を覆う巨大な雨がっぱを寄進して以降、毎年管絃祭の際に紙屋町の船が御供を許されたことに始まるとされます。これに続き、他の町も御供の船を出すようになりますが、近代以降の架橋の増加により船の通行が難しくなったことや、戦時の影響等で次第に出される数が減少しました。昭和初期までは京橋川で御供船が見られました。
2 寄附の手続き方法について
インターネットによる寄附または寄附申出書による寄附手続きの方法があります。
詳しくは以下リンク先を御確認ください。
3 返礼品について
1回につき1万円以上の寄付をいただいた市外在住の方については、広島ゆかりの品「ザ・広島ブランド認定特産品」及び「ひろしまグッドデザイン賞受賞商品」などから選定した品をお選びいただけます。
詳細については、「寄附の手続について」に掲載しています各種ふるさと納税ホームページにてご確認ください。
※ 平成31年4月1日付け総務省告示を受け、広島市では、広島市内在住の方からの寄付に対し、返礼品の送付は行っておりません。
4 参考
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA