広島城の魅力向上のためのふるさと納税
広島城資料収集等基金への寄附のご案内
広島の「まち」の生成・発展の原点ともいうべき広島城は、広島の歴史の発信拠点です。
広島市は、広島の歴史・文化及び広島城の歴史を伝える貴重な資料を収集及び保存し、収集した資料を、現在整備を進めている広島城三の丸歴史館で展示して広く公開するとともに、調査研究することにより地域の歴史・文化の理解を深めてそれを継承する取組を行います。
皆さまからのご寄附は、令和7年度に創設した広島城資料収集等基金に積み立て、貴重な資料を収集するとともに、それらを適切に保存、修復することに活用させていただきます。
基金を活用して修復する予定の資料(一例)

『広島市史 第2巻』に掲載されている京橋町の御供船の写真(※1)に写る艫飾り(船の後部を飾る幕)の現物が令和5年に確認され、広島市に寄贈されました。畳二畳分はあろうかというほど大きな飾りで、京都五条大橋で長刀をかまえる弁慶の絵柄を赤地の布に金糸銀糸の刺繍で表しており、ガラスや金属も使用した実に豪華で煌びやかなものです。広島城下を彩った御供船の華やかさの一端を伝える貴重な資料であり、基金を活用して修復する予定です。

明治頃に撮影したとされる京橋町の御供船の写真。
御供船は、正徳元年(1711)に広島城下紙屋町の釣燈屋(ちょうちんや)3代目市兵衛が、嚴島神社の依頼で管絃船が濡れないよう船全体を覆う巨大な雨がっぱを寄進して以降、毎年管絃祭の際に紙屋町の船が御供を許されたことに始まるとされます。これに続き、他の町も御供の船を出すようになりますが、近代以降の架橋の増加により船の通行が難しくなったことや、戦時の影響等で次第に出される数が減少しました。昭和初期までは京橋川で御供船が見られました。
寄附の方法など
以下のページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
市民局文化スポーツ部 文化振興課広島城活性化担当
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2869(広島城活性化担当) ファクス:082-504-2066
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