「放射線被曝者医療国際協力推進協議会（HICARE）」医師の受入研修

令和6（2024）年6月10日
放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)事務局
（広島県健康福祉局被爆者支援課内）
担当者　関野（セキノ）、河中（カワナカ）
電話　082-228-9901/（取材当日）090-9509-8246

HICARE(ハイケア)（放射線被曝者医療国際協力推進協議会）は、在韓被爆者の医療体制の充実を図るため、大韓赤十字社を通じて短期研修団6名（同社の原爆被害者診療協定病院に勤務する医師6名）を受け入れ、放射線被曝者医療に関する研修を実施します。

今回の受入れにより、これまでにHICAREが海外から受け入れた研修生は、1,823人（HICARE単独受入れは、20か国・地域621人）となります。

1　研修生（6名）

No.	所属機関	氏名	氏名（読み）	役職等
1	ソウル赤十字病院	李　秀眞	イ・スジン LEE Su-jin	医師（内科長）
2	尚州赤十字病院	金　基英	キム・ギヨン KIM Ki-young	医師（産婦人科長）
3	慶熙大学病院	崔　仙周	チェ・ソンジュ CHOI Sun-ju	医師（核医学科臨床助教授）
4	慶尚国立大学病院	河　仁鳳	ハ・インボン HA In-bong	医師（放射線腫瘍学科助教授）
5	嶺南大学医療院	金　旼鐘	キム・ミンジョン KIM Min-chong	医師（病理科助教授）
6	釜山報勲病院	金　正烈	キム・ジョンリョル KIM Jeong-ryoul	医師（整形外科室長）

2　研修期間

令和6（2024）年6月17日（月曜）～6月20日（木曜）

3　研修日程（予定）

6月17日（月曜）

• 9時45分-10時20分　オリエンテーション（県庁本館5階502会議室）※
• 10時30分-11時30分　鎌田 七男医師による講義（県庁本館5階502会議室）※
• 13時00分-14時00分　瀧口 秀隆さんによる被爆体験講話（国立広島原爆死没者追悼平和祈念館研修室3）※
• 14時00分-16時00分　平和関連施設の見学（広島平和記念資料館、平和記念公園、原爆ドーム等）※

6月18日（火曜）

• 10時00分-11時00分　原爆被爆者対策の概要説明（市役所原爆被害対策部調査課）
• 14時00分-16時45分　放射線影響研究所研究員による講義及び施設見学

6月19日（水曜）

• 9時00分-10時00分　広島大学原爆放射線医科学研究所（原医研）田代 聡教授による講義※
• 10時30分-12時00分　同研究所　廣橋 伸之教授による講義※
  （同研究所実験棟内研修センター)
• 13時30分-15時00分　広島赤十字・原爆病院 藤田 直人副院長による講義及び施設見学※
• 15時30分-17時00分　公益財団法人広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター
  上野 義隆所長による講義及び施設見学※

6月20日（木曜）

• 10時00分-14時30分　視察

取材を希望される場合は、事前にHICARE事務局にお問い合わせください。
上記のうち、※は取材可能です。ただし、広島大学は、事前に「撮影・取材許可願」の提出が必要です。期間中は、日・韓通訳者が随行します。