学校での「被爆証言応答装置」の体験会を初めて開催します
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
令和7年(2025年)12月15日(月曜日)
市民局国際平和推進部平和推進課
被爆体験継承担当課長 坂本 優治
電話:504-2900
内線:2634
本市では、新たな被爆体験継承の手法として、AIやVRなどのデジタル技術を活用し、被爆者の言葉や平和への思いを的確に後世に伝える取組を進めています。その一環として、令和6年度から7年度にかけて、AIを活用して被爆体験証言者の体験や平和への思いを対話形式で利用者に伝える「被爆証言応答装置」を製作し、本年10月にはその完成披露会を開催しました。
装置の本格運用に向け、今後、学校等において試行的な体験会を実施し、AI学習効果により質問と回答とのマッチング精度の向上を図るとともに、体験した児童・生徒や教員の方々へのアンケート調査を行い、その結果を踏まえ、想定する活用現場の実情に応じた、効果的な運用方法を定めることとしています。
この度、初回となる装置の体験会を広島女学院中学高等学校において開催します。
体験会について
日時
令和7年12月18日(木曜日) 13時30分~14時30分(予定)
場所
広島女学院中学高等学校(広島市中区上幟町11-32) 大講義室(※)
(※参加生徒が多い場合、会場が急遽変更となる場合があります。変更の場合は、取材の連絡(下記参照)をいただいた各社に新たな会場をお知らせします。)
対象
中・高の全在校生を対象とする自由参加による課外学習
次第
(1) 本市職員による講義(20~30分程度)
- 原爆被害の概要について
- 核兵器をめぐる国際情勢
- 被爆体験継承の重要性
- 被爆証言応答装置に関する説明(製作目的や撮影プロセス) など
(2) 装置の体験会(30分程度)
開催経緯
装置の製作に先立ち、広島女学院中学高等学校の新聞部の皆さんに被爆体験証言者への質問リスト作成に協力いただいたことから、この体験会を開催する運びとなりました。
取材について
- 取材に先立ち、開催前日(12月17日(水曜日))の17時までに、平和推進課まで【社名・人数・担当者名、連絡先】を電話(082-504-2900 内線:2634)でお知らせください。
- 撮影への同意がない生徒も参加するため、全体撮影の際は後ろ姿のみとするなど、個人の顔が識別できない形としていただきますよう、ご配慮をお願いします。特定の生徒が装置を利用する場面においては、当該生徒の撮影可否を現場で確認の上、お伝えいたします。
(参考)被爆証言応答装置について
装置の製作目的や撮影の過程を含む詳細については、本市ウェブサイトの次のページに掲載していますので、ご参照ください。
(又は 広島市ウェブサイト → 「検索」 → ページ番号「1042983」を入力)
Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA
