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第3回(令和6年度)「私の好きな中区」フォトコンテスト入賞作品
中区役所では、「私の好きな中区」をテーマに、中区の魅力発掘・発信につながる写真を公募することにより、世代を問わず、区民の皆さん自らがまちや人に誇りや愛着を持ち、まちづくりへ参画する機運を高めようと、フォトコンテストを開催しました。
この度、245点の応募の中から最優秀賞、優秀賞、入選に決定した作品をご紹介します。
*各作品の下に「作品タイトル」(撮影場所) 撮影者氏名もしくはニックネームを記載しています。
まちなみ部門
最優秀賞(1点)
「歴史と新しい風景」(縮景園)おかちゃん さん
撮影者コメント
素敵な場所から見た我が家です。
審査員講評
歴史を感じる縮景園から高層マンションを望む構図が良く、時代のコントラストがうまく表現されています。タイミングよく撮影されたことで、雲を突き抜けるようにマンションが伸びています。
優秀賞(1点)
「時が経っても、懐かしさが残る中区を。」(中央公園ファミリープール)yoko さん
撮影者コメント
今年の夏、ファミリープールに行きました。二十数年ぶりに行ったプールは懐かしさでいっぱいで子供の頃を思い出しました。ただ昔と違うのはこの景色。プールの後ろにそびえ立つエディオンピースウィングの圧倒的な存在!思わず写真を撮ってしまいました。中心部はどんどん建物が立つけれど、ファミリープールはなくならないでほしい。来年もその先も、子供を連れて行きたい場所の一つです。
審査員講評
人でにぎわうプールの奥にスタジアムが写り、「今年の夏」を感じる一枚です。人物を入れることで、スタジアムのスケール感もよく伝わります。
入選(5点)
「毛利家の城」(NTT基町ビルから)ちゃか さん
撮影者コメント
だんだんと変わっていく街並みに負けず、堂々とした城をかっこよく撮影しました。
「海につながる道」(江波山から)高本 友博 さん
撮影者コメント
江波山の山頂付近から広島湾を眺めていると一直線に海に向かっている道路の風景が伸びやかでとってみました。
「雪降る鯉城」(広島合同庁舎から)河野 宏志 さん
撮影者コメント
雪が降る冬、チャンスが少なくなりました。合同庁舎4号館西側の窓から撮影しました。
「夕刻に映る今と昔」(ひろしまゲートパーク)酒井 直人 さん
撮影者コメント
外で平和に寝泊まりできるキャンプギアショップと原爆ドームが対照的で、同じフレームにおさめてみました。
「空と橋と川の色」(平和大橋から見る萬代橋)はな さん
撮影者コメント
毎年鴨がいるのを見れると、広島の川の水は綺麗だなと安心します。人にとっても心落ち着く川の流れ、いつまでも消えないでほしいと願います。
ふれあい部門
最優秀賞(1点)
「これからも。」(吉島公園)田丸 知美 さん
撮影者コメント
妹のことが大好きな兄。兄の言動にケラケラ笑う妹。これからもずっと仲良く支え合える兄妹であってほしいです。
審査員講評
桜を前にぼかして入れ込むことで、こどもの様子をこっそりのぞいているようなワンシーンを思わせます。色彩のバランスも良く、うららかな春の景色と仲睦まじい兄妹の様子がマッチしています。
優秀賞(1点)
「糧」(平和記念公園)全日本写真連盟広島タウン支部
撮影者コメント
平和公園(信頼)
審査員講評
穏やかな川と餌に群がるスズメを対比させることで、にぎやかさを際立たせています。視点、シャッターチャンス共に優れた作品です。
入選(2点)
「漕ぎ伝馬」(空鞘稲生神社近くの川辺)ソイ さん
撮影者コメント
古くから続く漕ぎ伝馬の船と、新しくできたスタジアムの共演を見ることができました。暑い中、懸命に漕いでおられました。
「憩い」(吉島新町一丁目 憩いの広場)伊藤 唯道 さん
撮影者コメント
毎年町内会でライトアップしている通称「憩いの広場」の花見風景です。
サンフレ部門
最優秀賞(1点)
「嫁氏フラッグデビュー」(エディオンピースウイング広島)髙野 真央 さん
撮影者コメント
結婚して東京から私の故郷である広島に住まいを移し、すっかりサンフレッチェにハマってくれた嫁がついにフラッグデビューした日の一枚です。フラッグは私の父親が昔から使っていたものを譲り受けました。またこうやって活躍する日が来るとは思ってもいなかったです。
審査員講評
フラッグの動きをうまくとらえた躍動感のある作品です。スタジアムに差し込む夕日もアクセントとなり、応援の熱気まで写真から伝わってきます。
優秀賞(1点)
「世界に誇る夢の器」(エディオンピースウイング広島)きへん さん
撮影者コメント
6月11日(火)、エディオンピースウイング広島が完成してから初めての日本代表の試合を観戦した際、帰り道でサムライブルーにライトアップされたスタジアムに圧倒され、思わずシャッターボタンを押してしまいました。
審査員講評
暗闇に浮かび上がるスタジアムが幻想的です。水面を活かすことでライトアップが強調され、きらびやかさを際立たせています。
入選(2点)
「熱闘」(エディオンピースウイング広島)ながれ さん
撮影者コメント
サンフレッチェの試合を初めて観戦しに行った日の写真です。夕暮れ時でカメラを向けると美しいゴーストが発生したので切り取りました。
「新しい翼」(エディオンピースウイング広島)®️ さん
撮影者コメント
平和の町広島に新たなシンボルとして誕生したエディオンピースウイング広島。その名の通り、北スタンド側からピッチを見ると屋根と屋根のアールが綺麗な翼に見え、今にも羽ばたいていきそうです。スタジアムの外からでは名前の意味、コンセプトを広島=平和、街中スタジアムだからとしか捉えれていませんでした。しかし、スタジアム内覧会で初めてこの景色を見た時、本当の意味を知れたような感動と広島から世界へ平和を発信し続けたい。この場所にこの名前、この形のスタジアムがある理由を知ってもらいたいと思いました。
なかちゃん部門
最優秀賞(1点)
「なかちゃん参上!!!」(広島中央郵便局前)おのゆ さん
撮影者コメント
ははは!!ぼくはこんなところにも潜んでいるのさ!!!
審査員講評
木をなかちゃんに見立てた創造的で面白い一枚です。写真から努力と工夫が伝わってきました。
入選(1点)
「仲間たち、中区に集合!」(紙屋町シャレオ)磯辺 彰子 さん
撮影者コメント
貴重な4ショット。イベントを盛り上げてくれました!
審査について
応募件数245点(まちなみ部門130点、ふれあい部門55点、サンフレ部門50点、なかちゃん部門10点)のうち、応募資格を満たした作品について、一次審査としてウェブによる投票を実施し、二次審査として中区長、中区コミュニティ交流協議会長、企画総務局広報課写真取材等専門員、市立大学芸術学部教員の4名の審査委員により、「中区の魅力を伝える作品であるか」「新たな魅力発見につながる作品であるか」といったテーマ性のほか、独創性、表現性の観点から審査を行いました。
審査員総評
中区の魅力ある風景や人々の写真を募集する「私の好きな中区」フォトコンテストは、今回で3回目の開催となりました。新たに、サンフレッチェ広島に関する写真を対象とした「サンフレ部門」を設けたほか、応募方法に「インスタグラム」を加えて実施した結果、過去最多の245点の応募がありました。応募してくだった皆さん、ありがとうございました。
今回は、歴史ある建物とまちなかに新たに誕生した建物との融合が新鮮な写真や、地域行事の様子など人のぬくもりが感じられる写真、工夫を凝らした「なかちゃん」の写真など、バラエティに富んだ作品が集まりました。
特に、「サンフレ部門」では、試合を観戦する様子や選手、マスコットを撮った写真など、皆さんがサンフレッチェ広島を応援し、盛り上げようとする気持ちが伝わってきました。
そして、いずれの部門においても、新たな中区のランドマークであるサッカースタジアムやサンフレッチェ広島に関する写真があり、今年の広島を象徴していると感じました。
また、入賞した作品以外にも、応募してくださった皆さんそれぞれの好きな中区が写真に表現されており、写真一つ一つから撮影者の感情やストーリーが想像できました。
本コンテストを通じて、中区に住む人、働く人、学ぶ人など、多くの皆さんが中区の魅力を再発見し、自分たちのまちに誇りや愛着を持って、住みやすく魅力的なまちにしていくきっかけとなれば幸いです。
それでは、次回もたくさんの応募をお待ちしております。
表彰式について
最優秀賞及び優秀賞に決定した受賞者の皆さんの表彰式を開催します。
- 日時 令和7年2月5日(水曜日)10時00分~
- 場所 紙屋町シャレオ西通り「紙屋町ベース」
- 内容 中区長挨拶、表彰状及び記念品贈呈、受賞者のことば、記念撮影等
- 出席者 5名 「まちなみ部門」最優秀賞受賞者
「ふれあい部門」最優秀賞・優秀賞受賞者
「サンフレ部門」最優秀賞・優秀賞受賞者
展示について
中区内の以下の施設で入賞作品(計17作品)を展示します。
入賞者の皆さんの作品をぜひ会場でご覧ください。
- 2月3日(月曜日)~2月8日(土曜日) 紙屋町シャレオ西通り「紙屋町ベース」
- 2月10日(月曜日)~2月21日(金曜日) フジグラン広島2階 特設会場
その他、日程が決まり次第、ホームページでお知らせします。