「私の好きな中区」フォトコンテスト入賞作品

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ページ番号1007185  更新日 2025年2月16日

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中区役所では、中区の魅力ある「もの」や「ひと」の写真を公募することにより、世代を問わず、区民の皆さん自らがまちや人に誇りや愛着を持ち、まちづくりへ参画する機運を高めようと、今年度初めてフォトコンテストを開催しました。
この度、最優秀賞、優秀賞、入選に決定した作品をご紹介します。

※各作品の下に「作品タイトル」(撮影場所) 撮影者氏名もしくはニックネームを記載しています。

もの部門

最優秀賞(1点)

普門寺の桜

写真:最優秀賞作品 もの部門
「普門寺の桜」(普門寺)のきさん
撮影者コメント

春に立派に咲き誇る「普門寺」のしだれ桜を撮影しました。
地元の人をはじめ、毎年多くの人で賑わうこの場所が好きです。

審査員講評

市内中心部でこれほど大きな桜を見られる場所があるとは、中区の新たな魅力を伝える当コンテストにふさわしい作品です。小さな人物像と大きな桜が立ち並ぶように配置されており、2つの被写体の対照性が際立つ構図になっています。

優秀賞(1点)

大イノコ

写真:優秀賞作品 もの部門
「大イノコ」(袋町公園)佐々木 智子さん
撮影者コメント

『石動』と書いて『いするぎ』 重さ1.5トンの石を亥子に見立てたお祭りです。

審査員講評

古くから広島に伝わる祭りを原型に、都心にふさわしい新しいスタイルに甦らせた「大イノコ祭り」。ロープによってたくさんの線が画面に引かれることにより、緊張感が強調されています。祭りを楽しむ人々の声が聞こえてきそうな、賑やかな光景です。

入選(5点)

鋼のシンメトリー

写真:入選作品1 もの部門
「鋼のシンメトリー」(本川橋)井上 和幸さん
撮影者コメント

趣きのある橋が多く架かっている広島の川、毎日あわただしく渡っているけど、たまにはゆっくり渡って新発見。

審査員講評

普段見慣れた橋から見える光景を、視点を変えて撮影した点に面白さを感じます。橋が示す左右方向の動きに対して、正面に向かって奥行き方向の動きを船で示した視点が新鮮です。

晩秋の平和記念公園

写真:入選作品2 もの部門
「晩秋の平和記念公園」(平和記念公園)新川 遊心さん
撮影者コメント

小雨降る晩秋の平和記念公園、イチョウが黄葉し彩を添える中で修学旅行生徒達の集合写真撮影風景の一コマです。黄色い傘も素敵にマッチしています。

審査員講評

子供たちの黄色い傘とイチョウの木との色合いが良いです。全体的に青く暗い画面にすることで、黄色がとても鮮やかで可愛く感じられます。市内ではよく目にする何気ない光景にレンズを向けた撮影者のセンスも素敵です。

〇△□

写真:入選作品3 もの部門
「〇△□」(基町周辺)高本 友博さん
撮影者コメント

自宅マンションからこども文化科学館、県立体育館、基町アパートを600mmの望遠で撮ってみました。

審査員講評

タイトルにあるように〇△□の構図が良く面白味のある作品です。何気なく写っている路面電車も、中区らしさが現れていて印象的です。望遠レンズを使うことで、少し不思議な風景に見えます。

春の訪れ

写真:入選作品4 もの部門
「春の訪れ」(京橋川沿い)山田 典子さん
撮影者コメント

毎年、京橋川沿いの橋本町付近は、桜並木はもちろん、チューリップが美しく咲きます。
地域の皆様が、花の手入れをされていると聞きました。毎年、感動する花畑です。

審査員講評

中区内の公園では地域のボランティアの方が手入れをされている花壇がたくさんあります。色とりどりに咲く鮮やかなチューリップを縦構図で撮影し、切り取り方もとてもユニークな作品です。薄い花びらを透過する光をうまく捉えています。

Nagarekawa night

写真:入選作品5 もの部門
「Nagarekawa night」(流川)@yskphgosさん
撮影者コメント

流川の「かのか」の看板って象徴的ですよね。

審査員講評

タクシーが行き交い、通りを歩くサラリーマンの後ろ姿。繁華街の日常的な風景にネオン看板を印象的に写り込ませ、中区の夜の魅力を伝える作品となっています。シャッターチャンスを逃さず、歩きながら話している二人の様子をうまく捉えています。

ひと部門

最優秀賞(1点)

虹が見えたよ

写真:最優秀賞 ひと部門
「虹が見えたよ」(東千田公園)古田 菜実さん
撮影者コメント

近所でよく利用する東千田公園。夏場はスプリンクラーの水に大はしゃぎして、涼みます。
楽しい風景の中に虹が写って、何げない夏の写真も素敵な写真になりました。

審査員講評

子どもたちが暑い夏を思い切り楽しんでいる様子と、撮影者の優しい視線が感じられます。画面手前には未来ある子どもたちが、画面奥には歴史を感じさせる建物が配置されており、いわば未来と過去を虹がつなぐ構図になっています。動きと静かさがバランスよく構成されています。

優秀賞(1点)

紙屋町まちかどピアノ

写真:優秀賞作品 ひと部門
「紙屋町まちかどピアノ」(紙屋町シャレオ)エリザベト音楽大学さん
撮影者コメント

広島国際平和文化祭の一環として、紙屋町シャレオ特設ステージにて、エリザベト音楽大学の学生たちが演奏を披露しました。街角に音楽が流れ、行き交う人々が足を止めて耳を傾けていました。

審査員講評

色鮮やかにデザインされたストリートピアノをバックに、いきいきとした表情が魅力的な作品です。歌い手の声量が伝わってきそうな、いい瞬間を捉えた作品です。

入選(5点)

マスク越しでも弾ける

写真:入選作品1 ひと部門
「マスク越しでも弾ける」(元安川オープンカフェ)takahiko_photographyさん
撮影者コメント

マスク越しでも弾ける様な笑顔になれるスポットが中区には多くある。
誰かを幸せに、誰かを笑顔にさせてくれる楽しい中区。

審査員講評

たくさんあるオレンジと人物の関係を、画面の中で奥行き方向に構成した作品です。また、コロナ禍を背景に表情を隠してしまうマスクと手で持ったオレンジを接することで、ミステリアスな雰囲気を醸し出しています。

中区を守る消防団

写真:入選作品2 ひと部門
「中区を守る消防団」(元安川護岸)広島市中消防団さん
撮影者コメント

中区を守りたい!!そんな志を持った人で組織される中消防団。この日は、平和記念式典に先立ち、原爆ドーム近くの元安川護岸を清掃し、広島市民として平和意識の高揚を図りました。

審査員講評

大きく斜めに流れる川と人の列が並ぶ構図にすることで、たくさんの人が集まって、協力し合う様子が伝わる作品です。川の美観に地域の方々が関わっていることがわかります。

ピース

写真:入選作品3 ひと部門
「ピース」(中央公園ファミリープール)さおりさん
撮影者コメント

楽しくて仕方がない。

審査員講評

子どもたちに人気のファミリープールをバックに、カメラに向けられた無邪気な表情をアップでとらえ、見る人も思わず笑顔になることができる作品です。被写体にしっかり近づいたからこそのダイナミックな画面になっています。

はじめての春

写真:入選作品 「はじめての春」 ひと部門
「はじめての春」(白潮公園)林 友香さん
撮影者コメント

うまれてはじめての春は、中区の公園でたくさんお花見をしました。まだあんよができなかった娘は、桜吹雪の中で草の上を元気にはいはいして遊んでいました。その様子を撮った1枚です。桜がいっぱいの白潮公園を、もっとたくさんの人に知ってもらえたらと思っておすすめします。

審査員講評

桜の木の下、お子さんの自然な表情をローアングルでうまく切り取った作品です。全体的に柔らかく雰囲気のある作品に仕上がっています。逆光ですが、表情が暗くならないように綺麗に撮影されています。

ご近所さん

写真:入選作品 「ご近所さん」 ひと部門
「ご近所さん」(白島中町公園)國井 隆史さん
撮影者コメント

高齢者見守りネットワーク「白島気くばりネット」の輪を広げようと、広報チラシを地域で作成しました。
日頃お世話になっているみなさんにモデルになっていただき近所の公園で撮影した時の一枚です。

審査員講評

馴染みの公園で撮影されたおしゃべりの一コマでしょうか。楽しそうな表情をキャッチしており、思わず「どんな会話をしているのかな」と知りたくなるような魅力ある作品です。

審査について

応募件数158点(もの部門111点、ひと部門47点)のうち、応募資格を満たした作品について、中区長、中区コミュニティ交流協議会長、市立大学芸術学部教員の3名の審査委員により、「中区の魅力が伝わるか」「新たな魅力発見につながるか」といったテーマ性のほか、独創性、表現性の観点から審査を行いました。

写真:審査の様子

写真:審査の様子2

写真:審査の様子3

審査員総評

本コンテストは「私の好きな中区」をテーマに中区役所が今年度初めて開催しました。
中区の魅力ある「もの」や「ひと」の写真を公募した結果、150点を超える応募があり、大変嬉しく思います。
一つ一つの応募作品からは、中区に住む人、働く人、学ぶ人、皆さんがそれぞれに、中区というまちに愛着や思い入れを持たれていることが伝わり感銘を受けました。
原爆ドームや広島城といった中区を代表する著名なスポットだけでなく、あまり知られていないような隠れた魅力を伝えてくれる作品も多くあり、普段見慣れた景色も、写真を通じて新たな魅力が引き出されていました。
また、魅力を引き出す技術力や表現力が高い作品も多く見受けられ驚きました。スマートフォンなどで撮影された親しみのある作品とともに、中区のさまざまな魅力が感じられるコンテンストになったと思います。
ここ3年、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、まちのにぎわいの低下や、人と人とのつながりの希薄化が課題となっています。
本コンテストを通じて、皆さんが中区をもっと好きになり、自ら自分たちのまちを住みやすく魅力的な地域にしていこうとする機運が高まるきっかけとなれば幸いです。
応募してくださった皆様、ありがとうございました。

表彰式について

最優秀賞及び優秀賞に決定した受賞者の皆さんの表彰式を以下の日時で開催しました。

  • 日時 令和5年1月24日(火曜日) 16時00分~
  • 場所 中区役所2階区長応接室

写真:表彰式

展示について

中区内の以下の施設で入賞作品(計14作品)を展示します。
入賞者の皆さんの作品をぜひ会場でご覧ください。

  • 2月20日(月曜日)~24日(金曜日) 紙屋町シャレオ西通り「紙屋町ベース」
  • 3月3日(金曜日)~16日(木曜日) フジグラン広島2階 特設会場(ニトリデコホーム前)
  • 3月20日(月曜日)~31日(金曜日) 中区役所1階ロビー

このページに関するお問い合わせ

中区役所市民部 地域起こし推進課コミュニティ振興等担当
〒730-8587 広島市中区国泰寺町一丁目4番21号
電話:082-504-2546(コミュニティ振興等担当)  ファクス:082-541-3835
[email protected]