アウトドアの食中毒予防
海や山などアウトドアでの食事でも、食中毒が発生する危険性がたくさん潜んでいます。次のポイントに気をつけて、アウトドアでの食中毒を予防しましょう。
1.焼肉・バーベキュー
- 肉、魚、野菜は食材ごとに別々に包装しましょう。
- 出発までは冷蔵庫へ、移動はクーラーボックスで、常に低温保管しましょう。
- 野菜を先に切り、最後に肉を切りましょう。
- 肉や魚はしっかり加熱しましょう。
- 特にレバーやホルモン等の内臓肉は、生で食べず十分に加熱しましょう。
- 生肉の「取りばし(肉を焼くはし)」と「食べるはし」を使い分けましょう。
2.お弁当
- お弁当は当日調理を心がけましょう。
- おかずはしっかり加熱し、十分冷ましてから詰めるようにしましょう。
- お弁当は直射日光を避け、涼しいところに保管し、なるべく早めに食べましょう。
3.魚釣り
- クーラーボックスには氷を十分用意し、しっかり冷やしましょう。
- あら処理は水道水で流しながら、しっかり洗いましょう。
- 処理後はすぐに冷蔵庫や氷づめにして低温で保存しましょう。
- 刺身にする時は、まな板、包丁を洗浄しましょう。
- フグは持ち帰ったり、人にあげたり、素人料理は絶対にやめましょう。
4.キノコ狩り・山菜狩り
- 知らないキノコ、山菜は「採らない」「食べない」「ヒトにあげない」。
- 図鑑に載っていない毒キノコや、有毒な成分のある山菜を新芽・若葉・根等だけで見分けるのは難しく注意が必要です。
- 有毒キノコ例:ドクツルタケ、クサウラベニタケ、ツキヨタケ、カキシメジ等。
- 有毒植物例:チョウセンアサガオ、ヤマゴボウ、トリカブト、バイケイソウ、スイセン、フクジュソウ等。
5.潮干狩り
- アサリの砂だしは、「吐き水」が他の食品にかからないようフタをしましょう。
- 春先にアサリ等の二枚貝が毒化することがあります。貝毒情報に注意しましょう。
6.飲み水
湧水や川の水は生で飲まず、沸かして飲みましょう。
ダウンロード
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食中毒にならないために(アウトドア編) (PDF 643.5KB)
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肉料理での衛生ポイント(アウトドア編) (PDF 363.9KB)
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魚料理での衛生ポイント(アウトドア編) (PDF 360.1KB)
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 食品保健課調査係
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