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戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)にはどんなことが載っているのですか。戸籍個人事項証明書とはどう違うのですか。(FAQID-2246~2249・2289)
- 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)には、
「本籍」と「戸籍の筆頭者の氏名」、その戸籍に記載されている人全員の、「氏名」、「生年月日」、「父母の氏名と続柄」とそれぞれの人に関する「出生事項」「婚姻事項」などの身分事項が記載されます。
- 戸籍(戸籍制度)は、
日本国民の国籍とその親族法上の身分関係を登録・公証する制度であると言われています。言い換えると、戸籍がつくられるのは、日本国籍の人のみで、親子であることや夫婦であること、兄弟であること、いつ生まれて、いつ亡くなったということなどが戸籍に記録されます。
戸籍は、一組の夫婦とその子、親と子という単位でつくられて、子が婚姻すると親の戸籍から除かれて、その子夫婦の戸籍がつくられます。
したがって、このようなことを証明する必要があるときは、戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)などを請求し、利用することになります。
- また、「本籍」は、
戸籍の所在場所を表すもので、「戸籍の筆頭者」とともに、一つの戸籍を特定する役目を持っています。戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)を請求するときには、必ずこの本籍と筆頭者の氏名が必要になります。
なお、「戸籍の筆頭者」とは、戸籍の一番最初に記載されている人で、夫の氏で婚姻されているときは、夫が筆頭者となります。親と子の戸籍の場合は、親が筆頭者です。
- 「戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」と「戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)」との違いは、
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)は、戸籍に記録されている全員について証明したもので、戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)は、戸籍に記録されている一部の人について証明したものです。
どちらも、手数料は1通450円です。
※なお、「戸籍全部事項証明書」と「戸籍個人事項証明書」は、それぞれ「戸籍謄本」と「戸籍抄本」のことで、戸籍簿をコンピューター管理している市区町村が、使用する名称です。
広島市は、平成23年(2011年)6月に、戸籍事務のコンピューター化を実施しました。
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