核兵器使用を示唆するようなプーチン大統領の一連の行為に対する抗議文(2022年2月28日)

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ページ番号1015091  更新日 2025年2月16日

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抗議文

ロシア連邦大統領

ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン 閣下

ロシアがウクライナ侵略に踏み切り核兵器の使用を示唆した、一連の行為について、被爆地市民を代表し、ここに厳重に抗議する。

この行為は、「世界中の誰にも二度と同じ体験をさせてはならない」と懸命に訴えてきた被爆者の切なる思いを踏みにじるものであり、被爆地広島、長崎は強い憤りを感じている。

今年1月にロシアを含む核保有5か国が発出した共同声明の中で、「核戦争に勝者はなく、決して核戦争をしてはならない」と世界に発信した矢先の発言であり、核兵器のない世界の実現に向け努力を続ける国際社会を大いに失望させる行為と言わざるを得ない。

地球上に、広島、長崎に続く、第三の戦争被爆地を生むことは絶対にあってはならない。

人々の尊い命と平和な暮らしを理不尽に奪う侵略行為を直ちに中止し、平和的解決への道を探ることを強く求める。

2022年2月28日

広島市長 松井 一實

長崎市長 田上 富久

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