広島市健診(検診)の対象者
各種健診(検診)のご案内
健診(検診)を受けてよかった!エピソード
高血圧、糖尿病、脂質異常症、がんなどの生活習慣病は、無症状のまま進行します。
健診は自分では気づかない体の変化を知る貴重な機会です。
健診を受けて、病気の早期発見・早期治療につながった方の体験談「健診(検診)を受けてよかったエピソード」を御紹介します。
時代の流れ
(Fさん/82歳/主婦)
私は現在82歳です。30年前の事です。当時は、毎日仕事に追われ、今思えば便秘・下痢をくり返していましたが気にもしませんでした。健康診断も受けたことはなかったです。たまたま広島市ガン検診の通知が目につき、娘が健康診断を勧めてくれました。検診の結果は、精密検査を要するとのこと。K病 院で大腸カメラを受け大腸ガンと診断されました。大きな病院を紹介されて、再検査の結果、手術・下行結腸・ステージ2。当時は腹腔鏡手術はなく開腹手術で、下腹部に十五センチの大きな傷が残っています。「からだとくらし」の新聞を読ませて頂き、はじめて大腸ガンは左側は便秘・下痢があると知りました。大腸ガンだと知らされたショックは、人生これでおしまい、ガンは死ぬものだと思い、今はまだ死にたくないと、あせりと動揺は大きかったです。手術当日の夜、娘が簡易ベッドを借りてベッドの横で付き添ってくれました。娘の手と私の手を腰紐で結び、用事があれば私が引っ張り一夜を明かしました。今思えば考えられない光景です。
娘が「私はお母さんの命の恩人よ」と笑い飛ばし、私は娘に頭が上がりません。術後、先生の指示に従い「癒着するから動きなさい」と言われ指示を忠実に守りました。医学の事はまったく知らない私で したが、お陰様で健康に関心をもち、健康診断を毎年受けて幸せに過ごしております。
|
毎年1回の健診は登竜門!
(S.Tさん)
我が家は、夫が2001年に胃がん、私が2003年に乳がんになりました。
夫は高血圧で慢性疾患外来にかかっていて、5年間健診を受けていないことを医師から指摘されて健診をして胃癌が、私は年1回の職場健診で乳癌が見つかりました。共に自覚症状があったわけではないので頭が真っ白になりました。癌の診断をされて、手術までの間は本当に不安でしたが、その間の健診科の看護師さんのアドバイスや励ましは本当にありがたかったです。
夫は手術後3週間の入院で、退院後は即仕事に復帰。私は全摘手術とその後、転移の恐れがあるということで、半年の抗がん剤治療を受けました。
乳癌手術後5年の通院を途中で怠ったことでお母さんを亡くした友人から、「絶対、先生から大丈夫と言われるまで治療してね」と言われたので、10年間通い完治しました。年1回の健診をしていれば手遅れで命を落とすことはありません。今も1年に1回の健診は、私たちの登竜門です。信頼できるS病院があって本当にありがたいです。
|
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)