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八木山の端ルートの概要
1.ルートの特徴
JR梅林駅、上八木駅を起終点とし、阿武山の山麓を等高線に沿って横断するルートで、山腹の住宅市街地と樹林に囲まれた道が交互に出現し、「山の端」を体感でき、高台から見下ろす太田川や高陽方面の眺望などが楽しめるルートです。
2.ルート上の主な資源
大国神社(だいこくじんじゃ)
由緒などは不詳ですが、住民が五穀豊饒、家内安全などを祈願しお祭りしています。
現在の社殿は、火災焼失後再建された社です。
光広神社(みつひろじんじゃ)
約500年前、毛利氏が鎌倉の鶴岡八幡宮から神様を移して祭ったと伝えられ、八木村の守り神としてあがめられてきました。
光広神社は、八木城主香川氏の祈願所であったともいわれ、香川勝雄が大蛇を退治した太刀が奉納されていました。
龍華寺(りゅうげじ)
阿武山の中腹にあり、昭和23年(1948年)地元出身の岩本妙栄上人によりつくられた新しい寺院で阿武山の観音信仰の一つです。境内にはお稲荷さんが祭られており、岡山市高松稲荷の分身を勧請したのが始まりといわれています。
寺の中に「滝」があり、龍が目の病気を治したという「御霊水」が湧き出ているため、この二つをあわせて「お滝さん」と呼ばれています。
浄楽寺(じょうらくじ)
1619年、順超(じゅんちょう)という僧が開いたお寺で、現在の本堂は明治11年(1878年)から4年かかって可部福王寺から移したものだそうです。
観音堂(かんのんどう)
観音堂の本尊は、高さ1.5m、重さ2.5tの白い岩石で、付近の山から表れ、郷土の人々から、不老長寿の観音様として尊崇されており、また愛宕社として、火除けの神を併せ祭り、火難、危難、家内安全を祈願しているといわれています。
3.ルート上の見所
別所公園からの眺望
光広神社社叢
梅林とメジロ
八木用水