腸炎ビブリオ
1.特徴
海水や海底の泥の中に存在し、海水温が17℃を超えると急激に増殖します。
海水とともに海産魚介類に付着し、夏に多く発生する食中毒です。
増殖する(菌が増える)速度がとても速い菌です。
海水中にいる菌なので真水に弱い菌です。

2.原因食品
海産魚介類(特に刺身や寿司等の生もの)
3.症状
- 潜伏期間
- 8~24時間
激しい腹痛、下痢。まれに嘔吐、発熱
4.予防方法
- 魚介類は水道水(真水)でよく洗いましょう(真水に弱い)。
- 冷蔵保管を徹底しましょう(菌が増える速度が速いので、食べる直前まで冷蔵保管しましょう)。
- 冷蔵庫から出したらなるべく早く食べましょう。
- 購入した寿司や刺身等は、すぐに持ち帰り、冷蔵庫に入れ、早めに食べましょう。
- アサリ等の貝の砂だしをする時は、容器にふたをしましょう(貝のふき水が他の食品にかからないようにしましょう)。
- 魚介類専用の調理器具(包丁やまな板等)を準備・使用しましょう。
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