エロモナス
1.特徴
淡水域(河川や湖沼)を中心に分布し、その周辺土壌や沿岸海水などの自然環境中にも存在します。
牛や豚などの家畜や、健康なヒトの腸内にも存在することがあります。
食中毒のほかに、自然環境中で感染することもあります。
冷蔵庫内などの低温(4~7℃)でも発育することができます。
2.原因食品
淡水、沿岸海水に生息する魚介類(特に生で喫食するもの)、及びこれらから二次汚染を受けた食品
不衛生な水
3.症状
潜伏期間:平均12時間
下痢、腹痛
4.予防方法
- 淡水、沿岸海水に生息する魚介類は十分に加熱して食べましょう。
- 魚介類専用の調理器具(包丁やまな板等)を準備・使用し、他の食品への菌の汚染を防ぎましょう。
- 冷蔵庫を過信せず、消費・賞味期限が過ぎたものは処分しましょう(長期冷蔵保管をしない)。
- 冷蔵庫内は整理整頓し、冷蔵庫内での他の食品への菌の汚染を防ぎましょう。
- 海外旅行時に生水を飲むことは控えましょう。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 食品保健課調査係
〒730-0043 広島市中区富士見町11番27号 1階
電話:082-241-7434(調査係) ファクス:082-241-2567
[email protected]