中国の核実験に対する抗議文(1995年5月15日)

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ページ番号1008498  更新日 2025年4月4日

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駐日中華人民共和国大使館
特命全権大使 徐 敦信 閣下

抗議文

核保有5か国の合意のもとに、先日、核拡散防止条約(NPT)延長・再検討会議において、包括的核実験禁止条約(CTBT)の1996年中の妥結と、同条約発効までの核実験の自制などが決定されたにもかかわらず、貴国が核実験を強行したことは、この国際的な取り決めを破る暴挙である。核保有国の誠実な核軍縮努カが求められているこの時期に、核実験を実施した貴国に対して強く抗議する。

ここに世界最初の被爆都市広島の市民を代表し、貴国に対し厳重に抗議するとともに、核実験の即時全面禁止を強く求める。

1995年5月15日

広島市長 平岡 敬

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