本文
はじめてペットを飼う方へのお願いです
1 飼う楽しさと命を預かる責任
ペットを飼い始めたその日から、ペットの命はあなたにゆだねられます。毎日の世話や、経済的状況など もし、少しでも不安に思うことがあるのなら、今はペットを飼うべきではありません。
「こんなに大変だと思わなかった」「大きくなって手に負えなくなった」飼い主の無責任のツケは、ペットがその命で払うことになります。「ペットが天寿を全うするまで、飼い続けることができるか」「あなたに依存するペットを幸せにしてやれるか」もう一度自分に問いかけてみて下さい。
2 広島市で保護される犬・ねこは毎年約1,600頭です
広島市動物愛護センターでは、飼えなくなったり、飼い主不明(迷子)で保護された犬・ねこが収容されます。このうち、犬の約45%、ねこの約10%が飼い主の飼育放棄です。
ペットを持ち込む事情は様々ですが、最期まで責任を持って飼うという、飼い主として当たり前の責任を果たせなかった結果、多くの尊い命が奪われています。
単に可愛がるという理由でペットを飼う前に、最期まで責任を持って飼えるのか、人間と同じように家族の一員として迎える覚悟があるのか、もう一度よく考えて下さい。
3 飼う前の心がけ
ポイント1 あなたの住まいはペットを飼える住居ですか?
住居の広さや周辺環境など、近隣に迷惑を掛けないように飼うための環境が整っているか、再確認しましょう。
ポイント2 あなたの飼いたいペットは、あなたのライフスタイルに合っていますか?
ペットは種類や品種によって、生態や必要な世話が大きく異なります。見た目やイメージにとらわれることなく、それぞれのペットの特性をよく理解して、自分のライフスタイルと目的に合っているか、冷静に判断して下さい。
ポイント3 毎日欠かさず世話に時間と手間をかけて下さい。
毎日のエサ、糞尿の始末、散歩、健康管理などを欠かさず続けていくことが必要です。
ポイント4 近隣に迷惑を掛けないように配慮して下さい。
鳴き声、臭い、糞の放置など多くの地域でトラブルの元になっています。近隣に迷惑をかけないために、糞の始末はもちろん、適切なしつけや防音対策などもして下さい。
※ペットを飼う本当の楽しさは、責任と努力の向こうにあるのです
関連情報
このページに関するお問い合わせ先
健康福祉局 動物愛護センター
電話:082-243-6058/Fax:082-243-6276
メールアドレス:dobutsu@city.hiroshima.lg.jp