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フレイル対策で介護予防

ページ番号:0000266823 更新日:2022年3月28日更新 印刷ページ表示

「最近、歩くスピードが遅くなった」「家の中で過ごすことが多くなった」と感じることはありませんか。

年齢を重ねるにつれて、心身にはさまざまな変化が起こるため、健康づくりや介護予防の方法も年齢に合わせて変えていく必要があります。いつまでも健康でいきいきと暮らすため、フレイル対策に取り組みましょう。

「フレイル」とは?

フレイルの要因フレイルとは、年齢とともに、心身の機能(働き)が低下し、要介護に陥る危険性が高まっている「虚弱な状態」のことです。

フレイルは、加齢により生じる身体の変化だけでなく、うつや認知機能の低下などの「精神的な面」、家に閉じこもりがちになるなどの「社会的な面」など、さまざまな要因が重なって引き起こされると言われています。

フレイルは予防・改善できます!

健康状態と要介護状態のイメージ図高齢者の多くが、フレイルの段階を経て要介護状態になると考えられています。

今は大丈夫でも、気が付かないうちにフレイルが進行しているかもしれません。けれども、フレイルは、早めに気付いて適切な対策をとれば、改善できることが分かっています。

やってみよう!「フレイル」セルフチェック

フレイルの進行を防ぐためには、体や心のちょっとした変化にいち早く気付くことが大切です。
以下の5つの項目のうち、当てはまるものにチェックをしてみましょう。

□ 体重が減った(6か月で2キログラム以上の減少)

□ 最近2週間、わけもなく疲れたような感じがする

□ 1週間、軽い運動や体操、定期的なスポーツを全くしていない(身体活動量の低下)

□ 歩くのが遅くなった(歩行速度1m/秒未満)

□ 筋力(握力)が低下した(男性28キログラム未満、女性18キログラム未満)

<判定結果>
3つ以上チェックがつく場合は、フレイルの可能性があります。

対策のカギは「運動」「栄養」「口腔」「社会参加」

フレイルの最初の入り口の説明図フレイルの予防・改善に重要となるのは、「運動器(骨、筋肉、神経など)の機能」「栄養状態」「口腔(お口)の機能」の3つの機能です。

フレイルの大きな原因の一つが「筋肉の衰え」ですが、筋力を向上させるためには、定期的な運動はもちろん、筋肉を作るために必要な栄養をとることが大切です。また、食べるためには「噛む」「飲み込む」といったお口の機能の維持・向上が必要です。

加えて、社会とつながりを持つことも重要な要素です。運動や栄養に気を付けて生活していても、社会参加の機会が減少すると、心身のさまざまな側面がドミノ倒しのように弱くなると言われています。自分に合った活動を見つけて社会参加の機会を増やしましょう。

介護予防についてのご相談は地域包括支援センターへ

地域包括支援センターでは、「介護予防教室の開催」「介護予防の拠点づくりの支援」「介護予防のためのサービス利用のサポート」などを行っています。

介護予防についてのご相談がありましたら、お住まいの地区を担当する地域包括支援センターにお問い合わせください。

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