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令和5年 | ||
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1 年次別の発生状況
2 病因物質別の発生状況
3 月別の発生状況
4 原因施設別の発生状況
5 事件の概要
令和元年以降、事件数は減少傾向であったが、令和5年は前年と同程度の15件の食中毒が発生した。また、患者数は前年比1.7倍の134名だった。(図1)
図1 年次別食中毒の事件数・患者数
事件数15件の病因物質別の内訳は、ノロウイルスが6件、カンピロバクターが4件、アニサキスが3件、サルモネラ属菌、フグ毒によるものが各1件であった。(図2-1)
患者数134人のうち、ノロウイルスが60%(80名)、サルモネラ属菌が24%(33名)を占めた。(図2-2)
図2-1 病因物質別の事件数 図2-2 病因物質別の患者数
図3-1 月別事件数
図3-2 月別患者数
原因施設別の事件数は、「飲食店等」が12件、「魚介類販売店」が1件、「家庭」が2件であった。(図4-1及び図4-2)
図4-1 原因施設別の事件数 図4-2 原因施設別の患者数
冬期に集団で発生するノロウイルス食中毒が6件発生し、内訳は披露宴1件、弁当製造施設1件、飲食店4件となっている。
また、本市では事例の少ないサルモネラ・エンテリティディスによる食中毒が16年ぶりに発生したり、家庭での自己調理によるふぐ食中毒が発生した。
なお、昨年に引き続き、カンピロバクターやアニサキス食中毒も発生している。(表1)
表1 令和5年 食中毒の概要
令和5年広島市食中毒発生数確定 [PDFファイル/630KB]
健康福祉局 保健部 食品保健課
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