令和4年 広島市食中毒発生状況

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ページ番号1014205  更新日 2025年2月24日

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1 年次別の発生状況

令和元年以降、事件数は減少傾向であったが、令和4年は前年の約3倍にあたる16件の食中毒が発生した。(図1)

グラフ:年次別食中毒の事件数・患者数
図1 年次別食中毒の事件数・患者数

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2 病因物質別の発症状況

(1)事件数

事件数16件の病因物質別の内訳は、アニサキスが7件、カンピロバクターが4件、ノロウイルスが2件、ウエルシュ菌、腸管出血性大腸菌、フグ毒によるものが各1件であった。(図2-1)

(2)患者数

患者数79人のうち、ノロウイルスによる患者数が39人と約半数を占めた。(図2-2)

グラフ:病因物質別の事件数と病因物質別の患者数
図2-1 病因物質別の事件数 図2-2 病因物質別の患者数

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3 月別の発生状況

(1)事件数

グラフ:月別事件数
図3-1 月別事件数

(2)患者数

グラフ:月別患者数
図3-2 月別患者数

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4 原因施設別の発生状況

因施設別の事件数は、「飲食店」が10件、「魚介類販売店」が1件、「家庭」が3件、「不明」が2件であった。(図4-1及び図4-2)

グラフ:原因施設別の事件数と原因施設別の患者数
図4-1 原因施設別の事件数 図4-2 原因施設別の患者数

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5 事件の概要

近年、全国的に多発しているアニサキスによるものが7件発生し、原因施設の内訳は、飲食店3件、家庭2件、魚介類販売店1件、不明1件となっている。また、全てにおいて潜伏期間内に原因となり得る鮮魚介類の喫食があり、内視鏡検査によりアニサキス虫体が摘出されている。
このほか、本市では事例の少ない腸管出血性大腸菌による食中毒や、飲食店での自己調理によるふぐ食中毒が発生した。(表1)

画面:令和4年食中毒事件の概要の表
表1 令和4年 食中毒の概要

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉局保健部 食品保健課調査係
〒730-0043 広島市中区富士見町11番27号 1階
電話:082-241-7434(調査係) ファクス:082-241-2567
[email protected]