令和3年 広島市食中毒発生状況
1 概要
食中毒発生状況の年次推移
事件数は5件であり、平成31・令和元年以降、食中毒事件数は減少傾向である(図1)。

食中毒事件の概要
本市では事例の少ない病原大腸菌による食中毒が発生し、また、平成30年以降発生のなかったフグ毒「テトロドトキシン」(推定)による食中毒が発生した(表1)。

2 病因物質別にみた発症状況
事件数について
事件数5件の病因物質別の内訳は、病原大腸菌、フグ毒、アニサキスによるものが各1件、病因物質不明が2件であった(図2-1)。

患者数について
患者数45人のうち、病原大腸菌による患者数が26人と半数以上を占めた。その他に、不明が17名、フグ毒及びアニサキスによる患者がそれぞれ1名であった(図2-2)。

3 月別にみた発生状況
事件数及び患者数の月別推移
事件数及び患者数の月別推移は(図3)のとおり。

4 原因施設別にみた発生状況
原因施設別の事件数は、「飲食店」が2件、「家庭」が2件、「不明」が1件であった(表2)。

5 原因食品別にみた発生状況
原因食品別の事件数は、原因食品まで特定できたものが3件、食事のみ特定したものが2件であった。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 食品保健課企画係
〒730-0043 広島市中区富士見町11番27号 1階
電話:082-241-7434(企画係) ファクス:082-241-2567
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