感染症情報/A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

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ページ番号1011178  更新日 2025年7月2日

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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは

A群溶血性レンサ球菌によって引き起こされる急性の咽頭炎です。

この菌は咽頭炎だけでなく、膿痂疹(うみを伴ったできもの)、猩紅熱(しょうこうねつ)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症などいろいろな病気を起こします。

症状・流行時期・好発年齢

症状

潜伏期間は2~5日で、発熱と全身倦怠感、喉の痛みによって発症し、嘔吐を伴うことがあります。また、「いちご舌」といって舌にイチゴのような赤いつぶつぶができることがあります。リウマチ熱、急性糸球体腎炎などを続発したり、顔や体に点状の紅斑や皮疹が出現する猩紅熱を起こしたりする場合があります。

流行時期

冬季と、春から初夏の、2つの流行のピークがあります。

広島市の報告状況

好発年齢

幼児、学童を中心として流行します。

治療方法

抗菌薬による治療が行われます。

予防方法

患者との濃厚な接触を避けることが重要です。また、手洗い・咳エチケットが有効です。

参考

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局衛生研究所 生活科学部
〒733-8650 広島市西区商工センター四丁目1番2号
電話:082-277-6575(生活科学部)  ファクス:082-277-0410
[email protected]