本文
緑井ルートの概要
1.ルートの特徴
JR七軒茶屋駅を起終点とし、古川、八木用水といった南北の水の流れを特徴とし、さらに、西側の山裾に位置し豊かな社叢をもつ宇那木神社など歴史的資源が楽しめるルートです。
2.ルート上の主な資源
宇那木神社
安芸の国守護武田氏の銀山城の北門を乱や災難から守るために、甲斐の国(今の山梨県)から神様を移して祭ったとされています。
また、宇那木神社の周辺では4基の古墳が確認されています。
宇那木神社の井戸
宇那木神社の境内の山林には「緑井」の発祥といわれている井戸のひとつがあり、弥都波能売神(みずはのめのかみ)が祭られています。
「緑井」の発祥といわれる井戸のひとつ
日照りでもかれず、長雨でもあふれない清らかな水をたたえる井戸があったと伝えられています。緑豊かに土地をうるおす井戸のある地、ということで「緑井」と呼ばれるようになったそうです。
第一古川沿いの道
第一古川は、蛇行した水路による親水護岸、樹木や丸太橋などのある散策路が整備され多くの人々に親しまれています。
八木梅林橋
昔の八木梅林橋は欄干がない小さな橋でしたが、古川土地区画整理事業により新しく架け替えられました。
現在の八木梅林橋には、平成7年(1995年)に佐東地区内の小学校の児童が描いた12枚の陶板画が設置してあります。
第二古川沿いの道
せせらぎ公園のあたりから続く遊歩道は、四季折々の自然を楽しむことができます。特に梅や桜の時期にはたくさんの人が訪れます。
また、年間を通して水鳥がおり、6月ごろにはホタルもみられることもあります。
3.ルート上の見所
第一古川上流
第二古川下流
古川にある距離表示標柱
第一古川下流のカワセミ
第二古川上流のカモ
可部線と彼岸花