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東野・川内ルートの概要
1.ルートの特徴
アストラムライン中筋駅、古市駅を起終点として、住宅地の合間に広がる広島菜などの農地と川の内用水による特徴的な風景を眺めながら、地域に残る歴史的な資源をめぐる、どこか迷路のようなルートです。
2.ルート上の主な資源
明円寺
この寺は、福島大和守真道の二男が1604年に開基し、山号を福島山という福島氏ゆかりの寺です。
中調子八幡宮と天満宮
中調子八幡宮は、中調子村の氏神として仲哀天皇、応神天皇、仁徳天皇を祭っています。
また同じ境内にある天満宮は、武田義信の祈願所として建立したと伝えられています。
堤平神社
境内の手水鉢は舟石と呼ばれ、横に置いてある古い舟石には盃状穴(祈願の痕跡)も多数見受けられます。
善教寺
本堂の廊下に吊ってある梵鐘は、1692年、藤原宗久という鋳物師の作です。戦時中の供出を免れたこの鐘には、二体の天女とその鐘を取り巻く唐草模様が浮き彫りで施されています。
川の内用水
太田川と古川に囲まれた温井、中調子、中筋、東野、東原の5地域を北から南へ貫流する用水路です。経緯等についての記録は発見されていません。
3.ルート上の見所
東野国民学校跡(門柱)
とんこ石の石垣
雄大な太田川の眺め
川の内用水が潤す水田
川の内用水の洗い場
広島菜畑
旧庄屋邸宅・納屋を活用したギャラリー
稲藁干し(明円寺付近)
小瀬大橋から見た古川