風しんに要注意!
風しんとは
風しんは、風しんウイルスに感染することによって、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが生じる病気です。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、主に咳やくしゃみなどでヒトからヒトへ感染します。
症状は、感染しても症状が出ない状態から、重篤な合併症の併発まで幅広く、成人が発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院を要することもあることから、決して軽視はできない疾患です。
また、風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が先天性風しん症候群を発症する可能性があります。
先天性風しん症候群とは
女性が妊娠中、特に妊娠20週頃までに風しんに感染すると、母体を通じて胎児がウイルスに感染し、眼や心臓、耳などに障害をもつ(先天性風しん症候群)こどもが生まれることがあります。
広島市では、妊娠を希望する女性及びその同居者等の方を対象に、風しんに対する免疫の有無を調べることができる「風しん抗体検査」を無料で実施しています。
先天性風しん症候群からこどもを守るため、積極的に検査を受けましょう。
風しんの抗体価が低い人は、麻しん(はしか)の抗体価も比較的低い傾向が見られることから、風しんのワクチン接種をする場合は、麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチンを接種することが推奨されています。
市民の皆様へ 医療機関受診時のお願い
急な全身性の発疹や発熱などの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。
風しんを疑う症状がある場合や、風しん患者との接触がある場合は、あらかじめ医療機関に電話で連絡し、その旨を伝えたうえで、医療機関の指示に従い受診してください。
受診の際は、マスクの着用など、感染を広げないように注意してください。
各区の保健センターの所在地と連絡先
名称 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
中保健センター地域支えあい課(中区地域福祉センター内) | 中区大手町4-1-1 | 082-504-2528(地域支援第二係) |
東保健センター地域支えあい課(東区総合福祉センター内) | 東区東蟹屋町9-34 | 082-568-7729(地域支援第二係) |
南保健センター地域支えあい課(南区役所別館内) | 南区皆実町1-4-46 | 082-250-4108(地域支援第二係) |
西保健センター地域支えあい課(西区地域福祉センター内) | 西区福島町2-24-1 | 082-294-6235(地域支援第二係) |
安佐南保健センター地域支えあい課(安佐南区総合福祉センター内) | 安佐南区中須1-38-13 | 082-831-4942(地域支援第二係) |
安佐北保健センター地域支えあい課(安佐北区総合福祉センター内) | 安佐北区可部3-19-22 | 082-819-0586(地域支援第二係) |
安芸保健センター地域支えあい課(安芸区総合福祉センター内) | 安芸区船越南3-2-16 | 082-821-2809(地域支援係) |
佐伯保健センター地域支えあい課(佐伯区役所別館) | 佐伯区海老園1-4-5 | 082-943-9731(地域支援第二係) |
関連情報
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 健康推進課保健予防係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
電話:082-504-2882(保健予防係)
ファクス:082-504-2258
[email protected]