急性呼吸器感染症(ARI)総合対策

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ページ番号1011488  更新日 2025年11月18日

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急性呼吸器感染症(ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)または下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
これらの感染症は、高齢者施設等における集団感染、高齢者や一定の基礎疾患をお持ちの方が感染すると重症化するリスクがあること等の問題が指摘されており、発生の予防とまん延の防止が重要です。

このため、介護サービス事業者及び老人福祉施設等におかれましては、下記のとおり感染対策を一層進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。併せて、利用者及び各従事者の健康状態に留意するとともに、感染症発生時の対応等について、貴事業所で作成している感染症対応マニュアル及び緊急時の協力医療機関等への連絡体制など、再度確認をお願いいたします。

なお、感染症の発生が確認された場合には、感染症発生連絡票により、メールやファクス等で速やかに介護保険課へ報告していただくとともに、各区保健センター(各区地域支えあい課)へ御連絡いただきますよう、お願いいたします。

1 急性呼吸器感染症(ARI)を予防するための注意点

  • 流水と石けんで手洗いを励行し、うがいをしましょう。インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス等には、アルコールによる手指消毒も効果があります。
  • 室内は、加湿器などを使って、適度な湿度(50%~60%)を保ちましょう。
  • 十分な休養とバランスの取れた食事を心がけ、体の抵抗力を高めましょう。
  • 感染症が流行してきたら、なるべく人ごみを避けましょう。やむを得ない場合は、不織布性マスクを着用することが効果的です。
  • こまめに換気しましょう。
  • 症状のある人は、不織布性マスクの着用を含む咳エチケットを心がけましょう。マスクがない場合、咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけ、使用後のティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に捨てましょう。手のひらで咳・くしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗いましょう。
  • 早めに医療機関を受診しましょう。特に高齢者、基礎疾患をお持ちの方や、妊婦、乳幼児は重症化したり、合併症を起こす恐れがありますので注意しましょう。
  • 症状軽快後も体内にウイルスが残っている可能性があるため、咳やくしゃみなど症状が続いている場合は、不織布性マスクを着用する等、配慮しましょう。

2 本市への連絡が必要になる場合

次のいずれかに該当する場合、「感染症発生連絡票」により報告してください。

  1. 同一の感染症等によると疑われる死亡者又は重篤な患者が週に2名以上発生した場合
  2. 同一の有症者等が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
  3. 通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に管理者等が報告を必要と判断した場合
    ※ このページ下部の関連情報から、「社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について(厚生労働省通知)」を参照してください。

詳しくは以下のリンクをご確認ください。

併せて、各区の保健センター(各区地域支えあい課)にもご報告ください。

3 各区保健センター連絡先一覧表

中保健センター

504-2528

東保健センター

568-7729

南保健センター

250-4108

西保健センター

294-6235

安佐南保健センター

831-4942

安佐北保健センター

819-0586

安芸保健センター

821-2809

佐伯保健センター

943-9731

4 関連情報

5 ダウンロード

※感染症発生連絡票は以下のリンクからダウンロードしてください。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局高齢福祉部 介護保険課事業者指導係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2183 ファクス:082-504-2136
[email protected]