企業版ふるさと納税のお願い
「世界に誇れる『まち』広島」の実現に向けて
世界最初の被爆都市であり、廃墟から立ち直った広島市は、このまちを築き上げてきた先人の努力を受け継ぎ、将来にわたって魅力あふれるまちであり続けられるよう、「世界に誇れる『まち』広島」の実現に向け、地方創生に取り組んでいます。
こうした、広島市の地方創生の取組へのご理解、ご賛同をいただき、企業版ふるさと納税の制度を活用して、広島市の地方創生事業(第3期「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略の掲載事業等)を応援していただける企業を募集しています。自治体を支え、地方創生やSDGs達成に貢献する企業としてのアピールにもつながります。
ぜひ、ご協力をお願いします。
制度の概要
企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除される仕組みです。
税目ごとの特例措置
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1.法人住民税
- 寄附額の4割を税額控除(法人住民税法人税割額の20%が上限)
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2.法人税
- 法人住民税で4割に達しない場合、その残額を税額控除。ただし、寄附額の1割を限度。(法人税額の5%が上限)
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3.法人事業税
- 寄附額の2割を税額控除(法人事業税額の20%が上限)
注意事項
- 1回当たり10万円以上の寄附が対象となります。
- 本社が所在する地方公共団体への寄附については、本制度の対象となりません。(この場合の本社とは、地方税法における「主たる事務所又は事業所」を指します。)
- 寄附を行うことの代償として経済的な利益を受け取ることは禁止されています。
企業にとってのメリット
- 社会貢献・SDGs
- 企業としてのPR効果
- 広島市とのパートナーシップ
企業版ふるさと納税の対象事業
第3期「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略に掲載している全ての事業が本制度による寄附の対象です。応援したい事業の相談も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
令和7年度に特に寄附を募集している主な事業を紹介します。
基本目標1 世界に輝く平和のまち
平和文化の振興
核兵器廃絶に向け、日常生活の中での市民一人一人の行動が平和につながり、それが市民社会に根付くようにするため、平和首長会議の活動展開や平和文化月間(11月)の認知度向上を図る取組などを実施します。
比治山公園「平和の丘」構想の推進
比治山公園は、その標高を生かして、原爆の惨禍から復興した都心の街並みを一望できます。こうした特性を生かして、「国際平和文化都市として復興した広島の『今』を実感できる新たな拠点」として再整備を進めます。
基本目標2 国際的に開かれた活力あるまち
乗合バス事業の共同運営システムの構築
利用者目線での質の高いバスサービスの提供とバス事業者の経営安定化を図るため、本市とバス事業者8社で構成するバス協調・共創プラットフォームひろしまが中心となり、乗合バス事業の共同運営システムの構築に取り組みます。
広島城の魅力向上
広島の「まち」の生成・発展の原点ともいうべき広島城は、広島の歴史の発信拠点です。広島の歴史・文化及び広島城の歴史を伝える資料を後世に継承するための収集及び保存などに取り組みます。
平和大通りの利活用の推進
平和記念公園の南側に位置し、本市を代表するシンボル的な通りである平和大通りを、人々に平和を実感してもらう空間、また、都心の回遊を促す新たなにぎわいを生み出す空間にしていくため、平和大通りの魅力や価値を高める整備及び利活用の取組を進めます。
基本目標3 文化が息づき豊かな人間性を育むまち
ひろしま国際平和文化祭の開催
音楽、メディア芸術やストリートダンスの様々なイベントを行う「ひろしま国際平和文化祭」を隔年で開催しています。また、毎年、中高生を対象とした音楽教育プログラムを実施しています。
こどもの見守り活動
本市では、こどもたちが安全・安心に登下校できるよう、地域の見守りボランティアを中心に統一的なジャンパーやカバン札を着用するなど、学校・家庭・地域が一丸となって、できるだけ多くの大人の目でこどもを見守る活動を推進しています。
防災まちづくり
本市の大規模災害の経験を踏まえ、地域防災力を向上させるため、地域防災リーダーの養成、地域の防災訓練に対する補助など、自主防災組織の「共助」を促進する取組を行います。
PICKUP1 地域総出のまちづくり
第3期総合戦略の重点プロジェクトとして、市民や企業、大学、地域団体等の皆様と地域総出で、転出超過の抑制と合計特殊出生率の向上に向けた取組を実施します。
多様な人材が人間らしく働けるまち
協同労働促進事業
多様な働き方を実現するための手段の一つとして、働く意欲のある人が集い、みんなで出資して経営に参画し、地域課題の解決に取り組む「協同労働」の周知や支援などに取り組みます。
学生・若者に優しいまち
地域貢献人材を育成する大学・高校等への支援
地域に愛着と誇りを持ち、地域に貢献する人材を育成するため、広島広域都市圏内の大学・高校等が、圏域内の市町で、地域住民や企業、団体、自治体等と連携して地域課題の解決に取り組む教育研究活動等を支援しています。
子育てをみんなで応援するまち
ファミリープールエリアの再整備
ファミリープールを含むエリア全体を、保護者やこどもたちが将来に夢や希望を持てるワクワクする、日常的に安心し平和を実感できる場としていくことを目指し、365日楽しく遊び、学ぶことができる様々な機能を持つ新たな施設を整備します。
PICKUP2 被爆80周年記念事業
令和7年度は、被爆80周年を迎えることから、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けた決意を新たにし、その取組を一層推進していくため、平和に関連する事業を被爆80周年記念事業と位置付けて実施します。
文化芸術活動・スポーツ交流による平和の実感
広島平和ミュージカル及び音楽祭の開催
文化交流により、「平和への思い」を共有し、被爆の実相を次世代へ継承するため、ホノルルのこどもたちのミュージカルグループによる佐々木禎子さんの生涯を描いたミュージカルを開催するとともに、広島のこどもたちとの共演による音楽祭を開催します。
まちの姿を通した平和への願いの発信
京橋の復元
西国街道をより一層歴史を感じることができる通りとし、市民や来訪者がまちの歴史に思いを巡らせ、平和について考えるきっかけとするため、広島の復興を見届けてきた被爆橋の一つである京橋を、架設当時の姿である青銅製に復元します。
西平和大橋歩道橋の整備
平和記念公園を中心とした回遊性の向上を図り、市民や来訪者が一層落ち着いた環境の中で被爆の実相に触れ、「平和への思い」を共有できるようにするため、戦災復興期に建設された西平和大橋に歩道橋を整備します。
被爆の実相を自分のこととして受け止める環境づくり
平和記念資料館の混雑対策
国内外から来館する多くの方々の利便性向上を図るため、WEBによるチケット購入・予約システムの運用及び開館時間の延長を行うとともに、自動券売機を増設します。
※その他の被爆80周年の取組については、次のリンクをご参照ください。
手続きの流れ
- 関心のある取組がございましたら、まずは、下記お問合せ先の政策企画課までご連絡ください。
- 寄附申出書をご提出いただきます。
- 広島市から納入通知書を送付いたしますので、寄附金のお振込みをお願いします。
- お振込みを確認後、受領証を送付いたしますので、法人関係税の申告手続きにご活用ください。
これまでに寄附をいただいた企業
これまでに、次の企業様から寄附をいただいております。
なお、企業名及び寄附額については、御了承いただいた企業様のみ公表しております。
平成31/令和元年度
令和2年度
令和3年度
令和4年度
令和5年度
※寄附を受領した日から紹介させていただくまでの間に時間を要しますので、ご了承ください。
お問合せ
- 本制度の流れや寄附活用事業の内容など税制措置以外の内容について
企画総務局政策企画部政策企画課(電話:082-504-2014)
(メールアドレス:[email protected]) - 税制措置の内容について
財政局税務部市民税課法人課税係(電話:082-504-2093)
その他
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広島市企業版ふるさと納税のお願い(令和7年度上期版) (PDF 2.1MB)
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企業版ふるさと納税リーフレット(内閣府地方創生推進事務局発行) (PDF 9.9MB)
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企業版ふるさと納税ポータルサイト(内閣府地方創生推進事務局)(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
企画総務局政策企画部 政策企画課政策企画係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号11階
電話:082-504-2014(政策企画係)
ファクス:082-504-2029
[email protected]