広島城天守は、令和8年3月22日をもって閉城します。
広島城天守の歩み
広島城天守は、毛利輝元によって安土桃山時代に築かれました。福島氏や浅野氏を城主に迎えながら、広島のまちを見守ってきましたが、昭和20年8月6日、原爆によって倒壊しました。
その後、昭和33年に「広島復興大博覧会」の会場として、多くの市民の支持により復元されたものが、現在の天守です。倒壊以前の外観を模し、鉄筋コンクリートによって再建された現天守は、博覧会後は博物館として開館し、今日に至ります。

天守は令和8年に閉城します
広島の武家文化を紹介する博物館として親しまれている広島城天守ですが、コンクリートの劣化や設備の老朽化などの問題から、安全面を考慮し、令和8年3月22日をもって約68年の歴史に幕を閉じることになりました。
天守閉城までの時間はあとわずかです。閉城に向けて、企画展などのさまざまなイベントを予定しています。ぜひ、この機会に、広島城天守での思い出を作りませんか。
「広島城三の丸歴史館」が誕生します
広島城が担っていた博物館としての役目は、「広島城三の丸歴史館」に引き継がれます。
現在、令和8年度の開館を目指して整備を行っています。新しく生まれる歴史博物館に、どうぞご期待ください。

よくある質問
広島城天守はなくなってしまうんですか?
広島城天守は、現在のところ、解体の予定はありません。天守の外観は、引き続き鑑賞できます。
広島城天守はこれからどうなるんですか?
広島市では、現在、広島城天守の復元等に関する検討・調査を行っています。現在は基礎的な検討・調査を行っている段階で、今後、さらに専門的な検討・調査を行っていきます。その結果を踏まえて、方針を決定していく予定です。
このページに関するお問い合わせ
市民局文化スポーツ部 文化振興課広島城活性化担当
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2869(広島城活性化担当) ファクス:082-504-2066
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