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ページ番号:0000013647更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

環境影響評価審査会開催結果(玖谷埋立地拡張整備事業 第3回:平成18年4月28日)

 広島市環境影響評価条例に基づき、玖谷埋立地拡張整備事業に係る環境影響評価準備書についての審議を行うため、広島市環境影響評価審査会を開催しました。
1 開催日時 平成18年4月28日(金曜日) 午前9時15分から午前12時00分
2 開催場所 玖谷埋立地(現地調査)、北部資源選別センター 会議室(審議)
3 出席者
 1. 審査会委員(五十音順、敬称略)
   天野 實(会長)、安藤忠男、今岡務、下中奈美、関太郎、中川紀壽、
   中島正博、フンク・カロリン、水田国康、矢野泉、吉國洋(副会長) 以上11名出席
 2. 事業者
   広島市環境局施設部施設課 三宅埋立地管理担当課長、堀川課長補佐、山水主任技師
   広島市環境局施設部工務課 寄田専門員
 3. 事務局
   亀井環境局次長、毛利環境アセスメント担当課長、坂本課長補佐 他3名
 4. 傍聴者
   なし
4 会議概要
 1. 審査会は公開で行った。
 2. 審議に先立ち、玖谷埋立地及び主な廃棄物搬入路となる県道下佐東線、県道今井田緑井線等を実地調査した。
 3. 事業者から、事業の内容及び環境影響評価準備書の概要について説明を受けた後、準備書について審議した。
5 審議結果概要
 1. 環境影響評価準備書の内容等について、各委員から意見が出された。
 2. 次回の会議は、5月下旬又は6月上旬頃に開催する。
6 会議資料
 ・資料1 玖谷埋立地拡張整備事業に係る環境影響評価準備書
 ・資料2 玖谷埋立地拡張整備事業に係る環境影響評価準備書(要約書)
 ・資料3 環境影響を受ける範囲であると認められる地域の選定書

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議結果

坂本課長補佐
 ただいまから、平成18年度第1回環境影響評価審査会を開会いたします。
本日は、玖谷埋立地拡張整備事業に係る環境影響評価準備書について審査いただくこととしております。
開会に当たり、環境局次長の亀井よりご挨拶申し上げます。

亀井環境局次長
 委員の皆様には、年度初めのお忙しい中、審査会にご出席いただき誠にありがとうございます。
 本市では、「ゼロ・エミッションシティ広島を目指す減量プログラム」を策定し、市民、事業者、行政が一体となって、ごみ減量プログラムを推進しております。しかし、現状では、日々発生するリサイクルできない廃棄物を適正に処分するため、ごみの埋立地は非常に重要な施設です。
 玖谷埋立地は、南区似島以外の不燃ごみを埋立処分する唯一の施設であり、本市にとって埋立地の確保は重要な課題ですが、一方で、事業の実施に伴う環境影響をできるだけ回避、低減していかなくてはなりません。
 本事業は、市自らが行う事業ということもあり、市民の関心が非常に高くなっております。委員の皆様方の、慎重なご審査をお願いいたします。
 それでは、審議に先立ち、市長から諮問させていただきます。
 (諮問書を天野会長に手交)

坂本課長補佐
 それでは、これからの議事進行は天野会長にお願いいたします。

天野会長
 皆さんおはようございます。ただいま、秋葉市長から玖谷埋立地拡張整備事業に係る環境影響評価準備書について、審査会の意見を求める諮問を受けました。
委員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
 はじめに、本事業のこれまでの経緯について、事務局から説明してください。

毛利環境アセスメント担当課長
 本事業の経緯についてご説明させていただきます。
 玖谷埋立地は、市内の燃やせないごみを埋立処分する施設として、平成2年4月にごみの搬入を開始しました。
 平成14年5月には、埋立面積を約3.6ha拡張する計画で環境影響評価実施計画書が提出され、本審査会の審議を経て、同年9月に実施計画書に対する市長意見を述べております。
 その後、環境影響の調査、予測を行っておりましたが、平成16年に本市のごみ減量プログラムを策定して今後のごみ処理量などについて全般的な見直しを行い、それに併せて玖谷埋立地の拡張面積を1.9haに縮小したことから、環境影響評価条例の対象事業の規模(3ha)未満となり、平成16年12月に対象事業廃止等届出書が提出されました。
 しかし、市自らが行う、市民の関心が非常に高い事業であることから、引き続き、条例に準じた手続きを行うこととし、本年2月23日に準備書が提出され、3月1日から1か月間、公告、縦覧を行いました。
 準備書に対する市民等からの意見書の提出期限は4月14日でしたが、事業者に対し、2件の意見書が提出されております。また、縦覧期間内に公聴会開催の要望はありませんでした。
 今後、市民等の意見の概要とそれについての事業者の見解を記載した書類が、市長に提出されて90日以内に、市長は、審査会のご意見を聴いた上で、準備書について事業者に意見を述べることとなります。
 事業の経緯等は以上でございます。

会長
 ありがとうございました。
 本日の審査会には、事業者である市役所環境局施設課の方にご出席いただいておりますので、引き続き、事業者から、環境影響評価準備書の内容について説明をお願いします。

事業者(山水主任技師)
 玖谷埋立地拡張整備事業の準備書について、ご説明させていただきます。
 〔以下、準備書(要約書)に沿って概要を説明〕

会長
 ありがとうございました。それでは、準備書についてのご質問やご意見をお願いします。

安藤委員
 準備書の随所で、環境保全措置を講じることによって環境への影響は低減されると記載されていますが、保全措置の中身を見ると「法定速度を守る」、「急発進急停止を回避する」といった通常求められていることで、むしろこういった行為をする方がおかしいような内容です。
 サンヨウアオイの移植や散水といった積極的な保全措置は効果があると思いますが、守って当然のような内容を実施することによって環境への影響は低減されるということは、あまり強調しないほうがいいと思います。
 それから、地下水の移動の方向が埋立地に向いていることと、浸透速度が非常に小さいということで、地下水への影響が無いと予測しておられますが、準備書本書の7-5-6ページに浸出水の水量、水質のデータがあり、塩化物イオンの値が記載してあります。
 最終処分場で物が移動する場合には、ダイオキシン類等の難溶性の物質はそう簡単に移動しません。一番最初に移動するのは水溶性の物質で、塩化物は、非常に水に溶けやすいために流れていきます。これは地下水のデータではありませんが、浸出水の中にはかなり大量の塩化物が含まれていますので、相当量が土壌中を移動してきていると考えると、地下水への影響は全く排除できないのではないかと考えます。この点については、意見をいただきたいと思います。

事業者
 ご指摘のとおり、浸出水の塩化物イオンは非常に多くなっています。今後、我々としても、環境保全措置のところで申しましたように、万一の漏水に備えて観測井の調査においても、塩化物イオン及び電気伝導度を注視し、もしも、これらが高くなるようなことがあれば、適切に対処していきたいと考えています。

中島委員
 環境保全措置として、当たり前のことは書かなくてもいいのではないかというご意見がありましたが、私は、現在、法定速度を守っている車がほとんどない状況の中で、法定速度を守ると書いても効果はなく、結局、守られないように思います。どのようにして法定速度を遵守させることについて実効性を保つのかということが大事だと思います。

フンク委員
 光化学オキシダントが環境基準を超えている状況が続いていますが、それに対して、運転手に対する指導程度では効果が無いと思います。オキシダント対策について、どのように取り組まれているのかお聞きしたいと思います。

亀井次長
 非常に難しいご質問をいただきました。確かに広島市内では光化学オキシダントについて、全ての測定地点で環境基準を超えています。
 この対策については、いろいろ苦慮しているところですが、最大の原因は自動車から排出される窒素酸化物であろうと考えており、それを低減するため、いろいろ施策を進めているところですが、なかなか決め手がなく、相変わらず下がらないという状況です。
 玖谷埋立地に関して言えば、車両が入ってくるので窒素酸化物は多少排出されますが、それは市全体として増えていく中の一部分です。光化学オキシダントの問題については、玖谷埋立地に出入りする車両も含めて、市内全体の自動車対策ということで、今後、効果的な施策を探しながら対応していきたいと考えております。
 法定速度を守らせることについては、決め手はありませんが、埋立地に入ってくる車両は、そのほとんどが広島市が許可した収集業者の車両です。これらについては、法定速度を遵守するよう、市が常に教育、指導していきたいと考えております。

水田委員
 要約書の51ページに記載してある事後調査について、騒音や地下水といった項目は、マニュアルどおりの調査方法でいいと思いますが、生物についてはどのようにお考えでしょうか。具体的には、サンヨウアオイとギフチョウですが、このような事後調査は条例施行後、初めてのケースだと思います。その経緯及び結果をどのように報告していただけるのか。
また、調査の方法そのものにも興味があります。そのあたりをお聞かせください。

毛利課長
 事後調査結果は、市条例に基づき、工事着手後、毎年、調査・報告していただくことになります。その結果が市長に提出されたときには、公告、縦覧し、さらに市のホームページでも公表して市民の方にもご覧いただけるようになっております。

水田委員
 ホームページが公開の場ということですね。

毛利課長
 条例では、公告、縦覧ということになっており、事後調査の報告書自体を公告、縦覧し、それに加えてホームページでも公表するということです。

水田委員
 ホームページで周知され、この審査会の議題にはならないということですね。

会長
 今のご意見は、この審査会にも報告されると非常にいいというご意見だろうと思います。その点、今後検討しましょう。

関委員
 絵下山のデジタルテレビアンテナ建設地で、サンヨウアオイとギフチョウについて長い間、詳細な調査が行われました。昨日もその委員会があったのですが、そこで、せっかくこうやって保全したことを市民にどう知らせていくかということが議論になり、希少生物だから隠すというのではなく、「サンヨウアオイを移植して、ギフチョウがいる。ある程度成功している。」ということを市民に広く知らせるべきではないかという意見が大勢を占めました。従来は希少な生物であるとひた隠しにする傾向がありましたが、むしろ、こういう希少なものがあるということを公表した方が保全につながるのではないかという意見もあるので、ここでもそういった方向で考えてみてはどうかと思います。

中川委員
 交通量予測のことでお聞きします。例えば、要約書の14ページに平成15年度の現況と20年度の予測があり、一般車両の将来交通量は国土交通省のデータを基に設定されと書いてありますが、その予測がどの程度合っているかということを過去の例で確認されているでしょうか。
 もうひとつ、St.1とSt.2の廃棄物車両の流れの配分が平成15年度と20年度で異なっています。平成15年度ではSt.2からSt.1へ行く割合が約87%ですが、平成20年度は約79%になっています。平成20年度もSt.1の小学校の方へ行く廃棄物車両が同じくらいあるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

事業者
 準備書本書には書いてあるのですが、平成15年度の現況調査のときは、埋立地に覆土用の土砂を搬入するダンプが日量180台近く通行していたという特殊な事情がありました。
 土砂の採取場所は、北部資源選別センターのすぐ下から埋立地への往復ルートで、St.2とSt.3は全く通っていません。このSt.1を通る車両3百数十台分が将来的には見込まれないので、平成20年度には、大型車が減少するということになっています。

会長
 まだご意見があると思うのですが、時間的なこともありますので、追加のご意見のある方は書面をもって事務局に提出していただきたいと思います。よろしくお願いします。
 それでは、事務局から連絡事項をお願いします。

毛利課長
 次回の予定ですが、条例では、準備書に対して提出された意見に対する事業者見解が提出されてから90日以内に市長意見を述べることとされています。
 見解書の提出時期にもよりますが、次回の審査会は5月下旬又は6月上旬頃に開催させていただこうと思っています。具体的な日程は、委員の皆さまのご予定を確認させていただいた上で、改めてご連絡させていただきます。よろしくお願いします。

会長
 それでは本日の会議はこれで終了いたします。どうもありがとうございました。

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