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環境影響評価審査会開催結果(安佐南工場建替事業 第2回:平成17年12月5日)

 広島市環境影響評価条例に基づき、安佐南工場建替事業に係る環境影響評価実施計画書についての審査を行うため、広島市環境影響評価審査会を開催しました。

1 開催日時 平成17年12月5日(月曜日)10時00分~11時40分
2 開催場所 市役所本庁舎14階 第7会議室
3 出席者
 1. 審査会委員(五十音順、敬称略)
   天野實(会長)、安藤忠男、今岡務、於保幸正、中川紀壽、中島正博、
   フンク・カロリン、水田国康、宮田賢二、吉國洋(副会長) 以上10名出席
 2. 事務局
   長岡環境アセスメント担当課長、毛利課長補佐 他3名
 3. 傍聴者
   5名
4 会議概要
 1. 審査会は公開で行いました。
 2. 前回審査会での委員からの意見及び市民等からの意見をもとに取りまとめた答申案について審議しました。
5 審議結果概要
 1. 環境影響評価実施計画書及び答申案の内容について、各委員から意見が出されました。
 2. 会議で出された意見を踏まえて答申案を修正することになりました。
 3. 最終的な答申文は、会長に一任することになりました。
6 会議資料
 ・審査会資料1 安佐南工場建替事業に係る実施計画書への意見とその取り扱いについて
 ・審査会資料2 安佐南工場建替事業に係る環境影響評価実施計画書に対する前回の市長意見及び今回の答申案について
 ・審査会資料3 安佐南工場建替事業に係る環境影響評価実施計画書について(答申案)
 ・別添1 実施計画書に対する意見及び事業者見解
 ・別添2 環境影響評価審査会への追加資料について

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審議結果

毛利課長補佐
 ただいまから、平成17年度第3回環境影響評価審査会を開会いたします。
 本日は、8月30日に1回目のご審議をいただいた安佐南工場建替事業に係る環境影響評価実施計画書についてご審査いただくこととしております。
 まず、1回目の審査会以降の手続の進行状況等についてご説明させていただきます。
 市民等からの意見書の提出期限は8月15日でしたが、市民から提出された意見の概要と意見に対する事業者の見解をとりまとめた書類が11月9日に提出されました。
 条例の規定により、市長は意見の概要と事業者見解が提出されてから60日以内に、審査会の意見を聴いて実施計画書に対する意見を述べることとされておりますので、市長意見の期限は平成18年1月10日となっております。
 それでは、これからの議事進行は天野会長にお願いいたします。

天野会長
 おはようございます。まず、事務局から資料を説明してください。

長岡環境アセスメント担当課長
 それでは本日の資料についてご説明させていただきます。
 まず、別添1が実施計画書に対する市民意見の概要と意見に対する事業者の見解です。
 また、別添2が第1回審査会で安藤委員からいただいたごみ量に関するご質問と、会議後に矢野委員、宮田委員から文書でいただいたご質問に対する回答として事業者が作成した資料です。
 この中の安佐南工場の規模設定に関わる搬入ごみ量の設定について補足で説明をさせていただきます。

 〔以下、別添2の資料1から資料3について説明〕

 次に答申案の内容について説明させていただきます。

 〔以下、審査会資料1から審査会資料3について説明〕

会長
 ありがとうございました。それでは、ご意見のある方どうぞ。

安藤委員
 まず1点目は、処理能力を400tに設定した根拠について説明いただきましたが、全体の方向として処理能力が400tで済めばそれに越したことはないのですが、この審査会としては、かつて600tで一度審査し、市長に答申していますので、その経緯というか、根拠について委員として十分理解しておきたいという趣旨です。
 先ほどの説明で分かりにくい点は、今度の工場の公称能力を400tとしたいということが、別添2中の資料3に示されています。
非常に分かりにくくしている点は、資料3は日量ベースであるにもかかわらず、資料1、資料2が年間ベースで書かれていることなのですが、資料3の可燃ごみ発生量を365倍すれば、平成16年度の実績量になるということでよろしいでしょうか。

担当課長
 そのとおりです。

安藤委員
 それでは、計画量はどうですか。

担当課長
 計画でも365日を掛けていただければ年間発生量になります。

安藤委員
 実際には、280日で処理できるように計算されているはずなのですが、どうでしょうか

担当課長
 計算は365で結構です。

安藤委員
 そうすれば可燃ごみの発生量と計画量がほぼ見合った数字になるということですね。わかりました。
 そうすると、資料3の安佐南区の可燃ごみ発生量日量89tが資料1の安佐南区の16年度年量27,703tに相当するということでよろしいのでしょうか。

担当課長
 可燃ごみ発生量と焼却工場における実績ですか。これはそのままの数字にはなりません。非常に難しいのですが、安佐南区の家庭からの可燃ごみについては安佐南工場に入りますが、事業ごみは収集の都合でどこの工場に入るか分からないので、工場の処理実績と家庭ごみ発生量を比較すると数字は合いません。

安藤委員
 ピットでの散水や処理の日がずれるといった食い違いはあると思うが、大まかな物の流れとして、どこで発生したごみがどのくらい安佐南工場に運ばれて処理されるのかというフローが先ほどの説明だけではよくわかりません。少なくとも、答申案で規模400tに設定した根拠を分かりやすくとお願いしたのは、市民の方がそれを見て、その位の規模にしたほうがいいということがわかるような説明をお願いしたいということです。
 先ほどの説明で、量の関係がよく分からないということがあります。そこは明確にご説明いただきたいと思います。
 次に資料3で、16年度実績と25年度、36年度の予測が示されていますが、36年度については人口減という説明がありました。例えば、安佐南区であれば16年度89t、25年度65t、36年度63tに減るという説明があったのですが、表から見る限り、大きく減少するのは平成16年度から25年度までの10年間ですが、この間で減少している根拠は何なのですか。

担当課長
 16年度から25年度ということですが、これは前回リーフレットで減量プログラム「110万人のゴミゼロ宣言」をご説明しましたが、このプログラムの中で、平成14年から平成20年までの間で広島市全体の焼却量14年度実績で33万9千tを22万3千tまで落としましょうということで減量目標をたてています。
 この減量目標に沿って、家庭ごみについて16年度から20年度を減少させており、それ以降については、20年度以降人口減ということで下げています。

安藤委員
 そのことについては、前回の審査会でも質問させていただいて、減量プログラムに沿った減量だということなのですが、減量プログラムを見るとわかるように、環境意識の向上から始まって、ごみ減量・リサイクルを推進する仕組みづくりに至るまで、減量の方法も数量もそれはそれで望ましいとは思うのですが、その実現を担保する施策が整っているかということを見た場合、総排出量を20%減量させますということで、実際に処理される側でよろしいのですかということが、率直に言って疑問なのですが、具体的にこういう施策をするから間違いなく20%減量できるということをご説明いただければわかりやすいのですが。

担当課長
 平成14年から16年では、ある程度の効果が出ているという実績なのですが、それ以降についてどうなのかということについては、市としてこれだけのプログラムを作ってやるということですので、若干市民、事業者の方にご負担がかかったりすることもあろうかと思いますが、これに向けてやると宣言している限りは、現行ではこの計画で安佐南工場の規模設定を行いたい。
 ただし、委員にご心配いただいている、ひょっとしたらごみが全部燃せないのではないかというご懸念でしょうけれども、それについては、中工場が現在2炉運転としていますが、万が一ということがあれば3炉で運転する、あるいは将来更新するもう一つの清掃工場の計画のときに規模を調整するといった対応の可能性があるという説明は受けております。

安藤委員
 引き続き関連してですが、それでいいのでしょうか。うまくいかなければ他の代替案があるというような説明では、私が住民であれば納得しかねると思います。そうではなくて、20%減量して400tとするのは大変結構だと思うのですが、これを確かに減量して、集まっているごみの量が確かに2割は減るという施策を強化する形を採っていかないと、結局、広島市の廃棄物処理行政そのものの根幹が揺らいでくるのではないかという気がするので、前回の600tを400tにしたのは結構ですが、しかしそれをもっと強力に保証する施策があっていいのではないかという気がします。
 この段階では無理だとしても、ぜひこれをご検討いただければと思います。
 次にもう一点、前回の市長意見で述べた「住民と事業者に加え、学識経験者等の第三者を主たる構成メンバーとする協議会等の設置を提案する」を今回省いたということで、根拠として、事業者と住民の間で既に協議を行っており、その中で考えればよいという理由でしたが、私はこれは当を得ていないと思います。
 なぜ学識経験者が参加したほうがいいと考えるかというと、事業者と地元住民はともに利害関係者ですが、第三者がもう少し広い視点、というのは当然のことながら、この安佐南工場は安佐南地区だけの清掃工場ではなく、広島市全体の廃棄物処理、したがって、広島県あるいはもっと広い意味での環境の中の一つの重要な施設という視点がありますし、広島市自身は廃棄物を減らそうという非常に大きな目標、これは地球温暖化の防止やエネルギー削減につながっていく大きな配慮のもとでこの工場を建てようとしているわけですから、こういう視点からきちんと意見の言える廃棄物処理の専門家や環境科学の専門家が入って意見を述べたほうがいいという考えです。そう多くの人は必要ないかと思いますが、ぜひそういう方に加わっていただいて協議会を設けていただきたいと思います。
 現実に私も、東広島市で二つの環境関係の住民、行政の組織に加わっていますけれど、私の立場は非常に明確で、果たすべき役割がはっきりしているので、そういう点から努力しているのですが、地元の住民と事業者だけで決める事柄ではないということと、それ以外の広い見識で物事を判断できる専門家が加わったほうが明らかに施設の運営がうまくいくという確信を持っていますので、この削除には反対します。

担当課長
 現在、安佐南工場の運営協議会には専門家の方にも入っていただいて、やっておりますので、そういうつもりはあると聴いております。

フンク委員
 先ほどは、ごみの量が予定した量を上回ったらどうするのかという質問だったと思いますが、逆に下回ることもあるかと思います。ひとつお聞きしたいのは、このごみ量に西風新都の今後の人口の伸びはどのように考慮されているのか。想定どおり開発されるのか、あるいは全国的に人口が増えない状況や広島の中の団地開発の動向の中で、ここの人口が計画通り増えない場合、ごみの量にどのように影響するのか。場合によっては、それはドイツの事情で日本は違うとは思いますが、ドイツで新しく建てた焼却工場の場合は、リサイクルが充実して人口が増えない中で、ごみ量が減ってしまって採算が合わなくなってしまって、ドイツの場合は市民が直接ごみ処理料金を支払うのでその額が高くなるという問題が生じている。
 日本は状況が違うと思うが、ごみの量が思うように集まらなかった場合にどうするのかということについても考える必要があるかと思いますがいかがでしょうか。

担当課長
 規模の設定については、事業者がいろいろ検討されているわけですが、現在、最終的に平成36年で考えておられるのが、中工場、新安佐南工場それと南工場の3工場体制で考えているわけですけれども、ごみ量が計画よりも減少したときにはどうするのかということについては、もしも、1工場分が減るということになればどこかを休むということが考えられます。休むといってもいつでも稼動できる体制をとっておけば、また増えたときに稼動させるということもあろうかということで、そういった形で三工場目のことも十分頭の中に置いてやっております。
 ですから安佐南工場だけの400tの建替えということではなく、平成25年を過ぎて、市民の皆さんにご協力いただいて減りすぎてしまったということになれば、次の計画を立てる時に必ず反映させていくという形をとっていくと聞いております。

安藤委員
 フンク委員のご意見はごもっともだと思います。東広島市の場合どのような方法をとっているかというと、小さい炉が3炉あって、普通2炉で運転しているのですが、量が少ないときには1炉ですましています。今回の計画でも3炉作りますので、稼動させる炉の数で対応すれば、適正な処理は可能な体制になっていると思います。

中島委員
 安藤委員のおっしゃった協議会の設置については、私もあった方がいいと思います。いま協議を行っているからといって、後も続けられるという保証はないので、後も続けるということを保障するためには協議会の設置を答申に入れたほうがいいと思います。

水田委員
 この事業も西風新都開発実施計画の中に位置づけられているのですから、西風新都全体の計画の中で、生態系、特に生物相をどのように考えているのかということなんです。この会議は安佐南工場単一の事業の会議ですから、当該地域において、例えばオオタカの営巣がないから大丈夫であるといった言い方はできないと思うのです。オオタカやハイタカ、クマタカなどにとってこの地域はもともとハンティングエリアで、現在もここにいるのです。ただし当該地域だけであればそれほど影響はないかもしれないけれども、全体の開発では大きな影響を受けるわけです。そういう場合に、行動範囲の広い生物の生息はどのように保障されるのかということが、全体計画の中でどのように位置づけられているのか。私はいつも言っていることなのですが、それについて伺いたい。最近、万博の海上の森でもオオタカについて過剰反応をしますが、広島ではそれは言われないけれども、実施にはいるんです。一般の人にお話しすると「えー、オオタカなんているの」といった反応を示されますよね。新聞の報道などでそれほど珍しいと思っておられるわけです。でも、実際いるわけです。実際いるけれども、もちろん貴重であることに変わりはないわけです。その辺を認識した上で、それらがどうなるかということを私は心配しているのです。

担当課長
 水田委員から一つの事業で考えるのではなく、市として西風新都の全体計画の中で生態系の保全についてどう考えているのかということですが、先生のおっしゃられたことが今までのアセスの中で一番抜けていたところで、もっと、事業前の早い段階で住民の意見を聴いたり、生態系の調査を行うべきだというのが国の動きにもなっております。
 非常に申し訳ありませんが、この時点で、西風新都を開発するときに全体を捕らえて生態系への影響を考えるといったことが、厳しい言い方をすれば欠落した形で事業がどんどん進んでいる状況です。そのような反省もあって、国においては戦略アセス、本市では多元的環境アセスということで、一つの事業ではなく、全体としてどうとらえるのかといった方向に移行してはどうかということについて検討させていただいているところでございます。貴重なご意見でありますので、できるだけご意見に沿えるような形に、将来持って行きたいと考えています。

水田委員
 前回の実施計画書が示されたときに、文献資料として西風新都地域の調査を行っているものが、正式文献でなかったとしても市が持っていたわけですから、そういうものはちゃんとアセス関係者に示して、この場で公開すべきだと思うのです。
 具体的に言うと、奥畑地区の調査なのですけれども、森林性のワシ等が沢山見られるわけです。そういった資料もあるわけですから、それらにとっては、この事業予定地も行動範囲なのです。そういう資料はこの場で公開すべきと思います。

中島委員
 答申案の中で、「生態系への影響についても予測、評価を行うこと」と書いてありますが、生態系は非常に複雑なのですが、どのような調査の内容、アウトプットが期待できるのでしょうか。

担当課長
 生態系について、答申案の中でまとめる時に非常に難しくて、このような答申案を作らせていただいたのですが、確かに何を想定して意見を述べているのかといわれますと、資料がないものですから大枠での表現になっていますが、先生方で特にこういった物について特に調査、予測してほしいというものがあれば、むしろ教えていただければありがたいと思います。

中島委員
 私は専門ではないのですが、生態系の頂点にいる種に生態系の全体が表れると思います。ですから、先ほどおっしゃられたオオタカのような頂点にあるような種について見るということも一つの指標になると思います。

今岡委員
 おそらく技術指針に示されているのではないかと思うのですが、水田委員、中島委員が指摘されたクマやタカのような上位性、その地域での一般的な生物種に着目する典型性、それから湿地や干潟のような特殊な環境から生じる特殊性、この三つの観点から生態系を評価するようにという指針が出ていると思います。

担当課長
 今岡委員から、補足のご説明をいただきありがとうございます。
 上位性、典型性、特殊性については事業者も配慮してアセスを行うと思いますが、私が申しましたのは、この地域において注目しなければいけない特殊なものが何かあれば、その生物について綿密にやっていただきたいと考えております。

会長
 動植物、生態系については、文献調査と現地調査をされるようになっているのですが、これらの資料は私たち委員に示されることがないのです。できればこれらの資料も見させていただければありがたいということかと思います。

水田委員
 アイエスの報告書については、前の委員会のときに公開されています。私は特にギフチョウについては、開発によって生息地が完全に分断されています。

フンク委員
 車両による環境への負荷について確認したいのですが、実施計画書の10ページに現在のルートが書かれていますが、今後、外環状線が整備されればそこを通ることになると思います。また、46ページの西風新都開発事業概要図を見ると、事業予定地のすぐ隣で住宅団地が計画されています。そうするとその住宅団地に対して、外環状線を通過する車両が与える騒音、振動などの影響はどのように予測しようとされているのでしょうか。

担当課長
 600t計画の時には外環状線を主体としてごみを搬入するということでしたが、現在のところ、外環状線の整備が非常に流動的であるということで、既存の道路を使うことを想定した実施計画書になっています。もちろん、外環状線が完成すればどうなるかということも想定していますが、平成25年にはできているという予定は全く立たない状況です。また、住宅団地についても同じような状況です。調査地点としては、実施計画書94ページのN14が外環状線の部分に当たっています。

会長
 広島の道路は遅々として進みませんね。

今岡委員
 審査会資料2で、「新規火葬場について、進度が不確定なため削除」となっていますが、いまどういった状況にあって、どういった理由で進展していないかについて、答えられる範囲で教えてください。そしてこれからアセスが進んでいく過程で、火葬場の話が出てこないとも限らないのであれば、何らかの形でこれについては触れておく必要があるのではないかと思いますが、何かお考えがあれば教えてください。

担当課長
 新規火葬場は社会局の所管ですが、新聞でも報道があったかと思いますが、土地を売る、売らないの段階で行き詰ってしまっている状況で、その土地が確保できるかどうかわからない状況です。また、先ほども話のあった外環状線ができないと、その場所には整備が難しいような状況です。ですから、今回、新規火葬場にからめてということを答申に入れるのは、そういった状況から考えると非常に難しい状況です。

宮田委員
 煙突排出ガスの状況について、詳しく説明するようにということを答申に入れていただいていますが、それに関連して、実施計画書9ページ表2-2.1に示されている規制基準値と別添2の資料4の大気汚染防止法の規制値が、ばいじんと硫黄酸化物について、異なっているのはなぜでしょうか。

担当課長
 別添2資料4の大気汚染防止法の数値は中工場のものを記載しています。安佐南工場の大気汚染防止法の基準は実施計画書に示しているとおりです。
 資料4に安佐南工場の基準値も記載されていればよかったのですが、資料の不備で申し訳ありません。

宮田委員
 文書質問でも出したのですが、これまでのアセスメントにない、「地域イメージ」と「健康と保健」を調査項目とされているということなのですが、実施計画書の112ページで、健康と保健に関してだけは評価の項目がないのはなぜでしょうか。

担当課長
 健康と保健については評価の基準に明確なものがなく、そうはいっても工場周辺にお住まいの方は健康について非常に関心を持たれているということで、検討方法のところにも記載しているように、影響について検討させていただきますが、その内容についてどう評価するかということについては、医学的な部分もありますので、そういった部分を表現することは難しいかなというところです。

会長
 検討しますと書いてありますね。

於保委員
 最初の話に戻ってしまいますが、別添1の資料1~3で単位が違うのですが、ちょっと計算してみると、資料1と資料3の関係がよく分からなくなったのでお聞きするのですが、資料1の安佐南区の家庭ごみの16年度実績27,703tを365で割っても、資料3の可燃ごみ発生量平成16年度安佐南区(事業系・都市美化を除く)の89t/日になりません。それと、資料1の事業ごみのうちどの程度を見積もって資料3の事業系(都市美化を含む)の数字を出しているのかということが理解できないので、説明していただけませんか。

担当課長
 資料3の安佐南区の可燃ごみ発生量平成16年度実績89t/日には、安佐南区で出てきた家庭ごみに、安佐南工場に併設された大型破砕処理施設から出たタンスなどを破砕した残渣の量も安佐南区から出たものとして加えております。ここには全市の大型ごみが来ますので、数字が大きくなっております。同じく、安佐北工場については、北部資源選別センターの選別残渣を加えた数字になっております。
 安藤委員の指摘された実際のごみのフローについては、準備書を作る際に、分かりやすく表現していただきたいと考えております。
 事業ごみについては、全体の約40%を安佐南、安佐北、佐伯区分として振り分けています。

吉國副会長
 安藤委員の指摘された将来予測について意見を述べたいのですが、平成14年度を基準として、平成20年度にごみ量を20%減少させるということで、これがごみ量推計の基本となっていますが、委員の皆さんもこの将来推計にいくらか不安を抱かれているのではないかと思うのです。予測なので、確実にこうなるということは難しいので、アブソーバーになるのは何かということをはっきり書いた方がいいと思います。例えば佐伯工場は平成25年度にはなくすことになっていますが、これは閉鎖されて即座に解体してしまうのかどうか。その後、安佐北工場もすぐに解体するのかどうか。もし計画通り減量が進まないときにはそういったところを活用して凌ぐというか、調整するということを具体的に書いておかれるほうが納得しやすいと思います。平成20年度には20%減量することを信じなさいというのはいくらか無理があるように思います。これは計画なので、こうありたいと思っておられるとは思うのですが、アブソーバーになるものを具体的に書いておかれたらいいのではないかと思います。

中島委員
 審査会資料2の3ページ人と自然との豊かな触れ合いの確保のところで、「住民等の有する固有価値」とあり、実施計画書でも固有価値と書かれていますが、これはどういう内容が想定されているのでしょうか。主に景観ですか。

会長
 前回、矢野委員が質問されたことでしょうか。漠然として非常に難しいですね。
 住民にアンケートをとるように考えておられますが、アンケートの項目をどう設定するかというのも難しいですね。

担当課長
 この点については、前回600tのときに委員からご意見がございまして、一般的な価値観ではなく、個々に同じものを見ても随分価値観が違うということで、その辺について、普遍的な評価の仕方ではなく、地域の方々がどういったお考えを持っておられるのかということをしっかり聞いて予測、評価してほしいというご指摘があったようで、一般的な平均値はこうですといったやり方ではなく、ヒアリング調査等でそういったものが出てくれば、当然予測、評価されるということです。
 一般的には景観といったものが主体になってくるのではないかと思います。

フンク委員
 ヒアリングは、既に平成14年度に実施されているのですか。

担当課長
 実施計画書の108、109ページにあるように、既に実施されています。

中川委員
 別添1の3ページに、二酸化硫黄のことについて書かれており、事業者見解で、「伴小学校測定局及び安佐南測定局の平成16年度の二酸化硫黄濃度は、各々、環境基準値の1/13以下、1/5以下と極めて低くなっている」と書かれていますが、測定値をもとに言われているのですから、実際の測定値をかかれた方がいいと思います。

担当課長
 今のご指摘については、今後、準備書等にも事業者の見解として記載していくことになるので、きちんとした数字で表現したほうがいいということを事業者に伝えます。

会長
 最初の安藤委員のご意見から問題となっている、ごみの流れの分かりやすいフローをどのように書いたらいいのかということを、私自身考えてみたのですが、実施計画書3ページの図2-1.1が4ページの図2-1.2に変わるということで、この図に新しく送っていただいた別添2の資料3のごみ量を入れて、推移がわかったらいいと思うのですが、かなり複雑なので、その辺何か、一般の市民の方にもよく分かるようにできないかと思いました。

 だいたい意見も出尽くしたように思いますので、事務局の方で本日の意見を踏まえて答申案を修正していただいて、それを、本日欠席の方も含めて全委員に送付してください。
 市長意見の期限が、先ほど説明があったように1月10日ということなので、最終的な答申文は私にご一任いただければありがたいと思いますがいかがでしょうか。よろしいですか。

 (異議なしの声)

会長
 ありがとうございました。それでは事務局から連絡事項があればお願いします。

担当課長
 大変、熱心にご審議いただきありがとうございました。会長にご指示いただいたとおり、本日のご審議を踏まえて、早急に答申案の修正と議事録の調整を行い、委員の皆様に送付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 そして、最終的に答申をいただきましたら、それに基づいて平成18年1月10日までに事業者に対して市長意見を述べます。事業者は、この市長意見を踏まえて調査、予測、評価を行っていくこととなります。なお、今後の経過については、適宜ご連絡申し上げますのでよろしくお願いいたします。事務局からは以上でございます。

会長
 それでは、今日の会議はこれで終了いたします。ありがとうございました。

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