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口腔ケアでフレイル対策

ページ番号:0000267466 更新日:2022年3月28日更新 印刷ページ表示

最近、「固いものが食べにくい」「お茶などでむせる」「口の渇きが気になる」といったことはありませんか。このように感じることがあれば、お口の働きが低下しているオーラルフレイルの可能性があります。

歯や口の状態の悪化は、「オーラルフレイル」といい、フレイル※の前段階にあります。
※フレイルとは、年齢とともに心身の機能(働き)が低下し、要介護状態に陥る危険性が高まっている状態のことです。

「お口の働き」が弱くなると

オーラルフレイルの説明図「噛むこと」を「餅つき」に例えると、上下の歯は「杵と臼」に当たります。杵と臼があっても、「餅をこねる人」がいなければ餅を作ることはできません。「餅をこねる人」に当たるのは、舌や頬、口の周りの筋肉です。年齢とともに足腰の筋肉の働きが低下するように、舌や口の周りの筋肉の働きも低下し、歯や入れ歯に問題がなくても、しっかり噛んだり飲み込んだりできなくなります。

オーラルフレイルは、フレイルや要介護状態の入口です。噛んだり飲み込んだりする「お口の働き」が低下したままでは、「運動」や「栄養」の取り組みの効果が十分に発揮されません。

また、飲み込む機能の低下は、誤嚥により細菌が肺に入ることで「誤嚥性肺炎」を引き起こします。誤嚥性肺炎は、日本人の死因の第6位です(厚生労働省人口動態統計(令和2年))。

健口体操でお口の機能を高めましょう!

○お口の体操の一例

お口の機能を高める体操の一例です。「かみかみ百歳体操」にも取り組みましょう。

・顔面体操

顔面体操

・舌体操

舌体操

歯周病等の予防も大切です!

歯周病で歯がぐらぐらしたり、むし歯で噛めなくなると、いくらお口の体操をしても噛めるようになりません。このため、お口の体操だけでなく、毎食後の正しい歯みがきや定期的な歯科健診が大切です。義歯(入れ歯)の人は定期的に調整してもらいましょう。

歯周病や義歯(入れ歯)の治療が必要なときは、歯科医院を受診してください。

短期集中通所口腔ケアサービスの紹介

歯科医院では、歯の治療に加え、口腔機能が低下した高齢者の方を対象※に、お口の機能を高める専門的な支援(短期集中通所口腔ケアサービス)を行っています。
※ 広島市在住の65歳以上の方で、事業対象者・要支援1・2の方

利用を希望される方は、お住まいの地区を担当する地域包括支援センターへご相談ください。

口腔ケアに関するリーフレットの紹介

・はじめよう!口腔ケアで介護予防

内容については、こちらのページをご覧ください。

【PDFファイル】(上記リンクと同じ内容です。)はじめよう!口腔ケアで介護予防 [PDFファイル/1.27MB]

・健口体操・歯や入れ歯の清掃

【PDFファイル】 健口体操・歯や入れ歯の清掃 [PDFファイル/1.17MB]

関連情報

フレイル対策で介護予防

食事でフレイル対策

運動でフレイル対策

かみかみ百歳体操(広島市公式チャンネル(Youtube))(期間限定配信)<外部リンク>
 ※スマートフォン等による視聴は、パケット通信料定額制の加入契約をしていない場合、通信料が高額になる場合や通信速度が低下する可能性がありますので御注意ください。

ハハ姉妹(広島市歯科医師会ホームページ)<外部リンク>

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